Second termの第一週目だった今週。
体育では縄跳びの授業を始めた。
今回の総会では体育部会が発足。
体育の授業を担当している隊員が集まって各活動の情報交換や研修をする。
そこで「縄跳びカード」が話題になった。
日本と同じように、この国でもかなりの効力を発揮するとのこと。
でもみんなすぐに「ズル」をしちゃうので、子どもたちが自分でシールを貼ったり色を塗ったりするのではなく、必ず教師の前でやらせるのが良いとのこと。
そうすることで担任の先生も活用できるので、授業に参加してもらえるようになる。
そう、どこの国の隊員からも聞く話だけれど。
授業をこっちに任せたら、職員室でおしゃべりなんていう先生もいるので、仕事をつくって参加してもらわなきゃ。
先輩隊員の縄跳びカードをちょこっとアレンジさせてもらい、いざレッスン開始。
1年生はロープを回すのとジャンプするのが同時になってしまって、なかなか難しい。
「ロープが足元に来たら跳ぶ」って、よく考えると高度な動きなんだね・・・
でも、器械体操は苦手だったあの子が、楽しそうに跳んでいる。
そんな姿を見ると、うれしくなる。
クラスの子どもを二つのグループに分けて、一方を私が、もう一方を担任の先生が担当した。
規定回数跳べたら、カードにシールを貼る。
担任の先生も楽しそうにやっている。
こうやって続けて欲しいな。
もうすぐ私はいなくなるけれども。
すぐに子どもたちは汗だく。
そういえば日本では、体を温めるために冬にやっていたもんね、縄跳びの授業って。
そして授業の最後には、こんなうれしい言葉が。
「明日必ず持ってくるから、縄跳び家に持って帰っても良い?」
いいよ、いいよ。どうぞ持って行ってね♪
こんな風にしていたらすぐになくなったり、壊れたりするんだろうけれど。
でもみんなの真剣な顔を見たらダメとは言えないな・・・
家に帰るとまたいつものように、昼ごはんを食べに来るラフハーヌ(1年生)。
今日も1人前のパスタを2人で食べた。
そしてその手には青い縄跳び。
突然部屋の中で跳び始める。
ファンカー(天井についている扇風機)もあるし危ないので外に行こうね・・・
家の前の道路で練習していたら、向こうから嬉しそうに走って来る子どもたち。
1年生のサーリフ、3年生のナーシドゥ、4年生のナーイル、7年生のラーフィウ・・・
やっぱり大きい子は上手だね。
ラーフィウは初めてだって言うのに、200回近く跳べた。
いつまでも終わらない縄跳びレッスン。
疲れたのでそっと部屋に戻ると、外から「キョウコミスー!」の声が。
「寝てるんでしょ!」って、わかってるのね・・・
去年は20回できた二重跳び。
今年はまだ、3回しか出来ない。
日頃の運動不足がたたったのね。
みんなと一緒に練習して、わたしも上手になろうっと!
良い顔してるね、ナーシドゥ!
腕を固定して手首だけを回せているのが上手!