先週に引き続く縄跳びブーム。
今日は時間を持て余す10年生の子に、ちょこっとやらせてみた。
マテイとアフマドとファイヤー。
これがびっくりするくらいに、できない。
3人ともサッカーが上手だし、運動能力は低くないと思う。
でも、縄跳びの前跳びができたのは、3人のうちマテイだけだった。
「よくできたね」ってシールをあげる。
でも要領を得ず、上に高くジャンプ。
だからそう何回もは続かない。
まあ、縄跳びができなくたって、人生において困ることなんて、そうはないだろう。
でも、体の使い方って、経験に左右されるところが大きいんだってことが改めて分かった。
子どもたちが家に帰る時間。
「家で練習して来るから」って縄跳びを持って帰るので、空になる用具入れ。
仕事を終えて家に帰る。
家の前のメインストリートは、子どもたちの遊び場。
縄跳びを練習する声と、ジャンプする音が聞こえる。
今日も昼ごはんをつくっていた時。
「キョウコ・ミスー!」と呼ばれる。
部屋着のままだけれど、いいやって顔を出す。
前跳びが100回以上できたとか、交差跳びができるようになったとか、みんなが一斉に喋り出すのでよくわからないけれど、とにかくがんばっているよね、みんな!
そして、4年生のナーシドゥが嬉しそうに言う。
「あの花の芽が出たよ」って。
先週の水曜日に、一緒にアサガオの種をまいた。
パッケージの写真を見て目を輝かせるナーシドゥ。
見たこともない花だもんね。
「自分にも種を少し分けて欲しい」って、家に数個持ち帰った。
なんてかわゆいのかしらっ!
ナーシドゥが穴を掘り、私がそこに種を置いていく。
あれから毎日、「まだかな、まだかな・・・」って、心待ちにしていた。
自分が小学校1年生だった頃を思い出す。
何かを育てるって、こんな気持ちだったね。
生まれたばかりの小さな芽。
誰にも摘まれませんように。
大きくなってきれいな花を咲かせてね。
明日も一緒に観察しよう。
何色の花が咲くのか、楽しみだね。