毎回私には予告なしに行われていた、三者面談。
「30分後に始まるから、これ書いてね」と、記録用紙を渡されていた、去年。
今回は数日前に情報をキャッチした。
だってその日は学校が休みになるっていうんだもの。
前回までは短縮授業にして、放課後に渡って数日間実施。
今年はいっそのこと休校にして、一日で終わらせちゃおうってわけ。
記録用紙も前日に入手。
児童の名前の横にわたしたちのコメント、親御さんのコメント、親御さんのサインを書く欄がある。
情報も用紙も事前に手に入ったけれども。
結局何の対策も講じられなかった・・・反省。
ちょっと遅めの8時の出勤。
8時から1・2・3年生。9時から4・5年生。10時から6・7年生。
総勢80数名の児童生徒と、その親御さん。
今回も人手が足りず通訳なしで。
こんなカタコトの外国人教師との面談で、申し訳ないなあと思っていた。
同じようなことしか話せないし。具体的なことは何も言えないし。
でも何となく、言いたいことが伝えられるようになったかなあ・・・
いつもの元気はどこ?ってくらい、大人しく座っている子どもたち。
なんで実の親の前でそんなに緊張してるの??って不思議だけれど、日本もそうだよねえ。
こうやって子どもたちや親御さんとじっくり話せるのも最後かと思うと、ついつい話も長くなり。
私の陣地であるの図書室の前には長蛇の列が・・・
スーパーバイザーからは要点をまとめて早く終わらせろと指示が入り。
親御さんからも「みんな待ってるんだから早くしなさい!」って文句を言われる。
そう、別れを前に感慨深くなるのは日本人だけよね・・・
一番おもしろかったのが、イタリア人姉弟の二人。
だってお母さん、ディベヒ語も英語もまったく分からないんだもん。
いったいどうしろっていうのかしら??
そこは子どもたちが通訳係。
自分に都合の悪いことは言わないのかと思ったけど、お互いが告げ口しあっていた。
相手に負けじと私の一言一句を聞き逃さず通訳してくれる。
なるほど、兄弟ってこういう意味でもよくできたシステムだね。
もちろん良いところも、たくさんお伝えしました。
こうして各種イベントが、各時間が、確実に最終回を迎えていく。
"POLICE"のロゴが入ったスニーカー。
日本にも意味不明なロゴは多いけれど、こっちにはPOLICEものが多い。
POLICEという言葉は、人を惹きつけるんだろうか?