在日本モルディブ大使館は、2007年にできたらしい。
その設立に尽力したというアディルさんが、このたびバングラディシュに異動になる。
私はアディルさんとは面識はなかったのだけれど、白井さんという20年くらい昔のモルディブバドミントン隊員に誘って頂いて、Khyberという銀座のインド料理屋へ。
日本でモルディブの方に会ったのは初めてだったので、なんだかすごーくうれしかった♥
白井さんは、とある大学でスポーツについての研究をしている。
彼が2009年の夏に、バドミントン隊員を派遣するにあたってMaleに調査に来ていたときにお会いした。
「インタビュー」と称して、地方島の小学校での体育の授業や女性隊員の活動や生活について質疑応答をした。
この白井さんという人がまた、おもしろい。
乾杯のたびに「激しく生きよう!」と言っていたので、それがポリシーなんだろう。
とにかく何にでも興味津々で、ものすごいエネルギーで生きている。
主賓のアディルさんだって、ちょっとひいちゃうくらい・・・
そんな白井さんのアレンジで開かれたパーティー。
おいしいインド料理に、元モルディブ隊員が集結して。
私たちからは、お花とネクタイのプレゼント。
アディルさんからは、新商品だというmas dhalhu(ツナ缶)のお返し。
モルディブには山はないのに、「おいいしい山の水でつくった」みたいなことが書いてある。
最後はみんなでパチリ。
このアディルさん、在日4年で日本語を完璧に使いこなす。
モルディブ人なのに辛いものが苦手で、好きなものはお蕎麦だそう。
「もう75%は日本人です」なんて、冗談を言う彼。
そしていちばんびっくりしたのが、「いただきます」って手をあわせたこと。
イスラム教のモルディブ人が、仏教を象徴する合掌をするなんて、普通はあり得ない事。
「郷に入れば・・・」とは言うけれど、これには本当ににびっくりした。
次の勤務地バングラディシュに「ぜひ遊びに行きます!」と即答していたかっきーさん。
あの人も相当すごいな・・・
アディルさん、どうぞお体には気を付けて下さいね。
ますますのご活躍をお祈りしています。
またどこかで、会えるといいな。
次はバングラディシュ?モルディブ?
ところでアディルさんによると、大使館が把握している在日モルディブ人は、わずか32人だとか。