友だち(前出のファミマちゃん)に借りた「美男(イケメン)ですね」のDVDによって、バカにしていた韓流を見直した・・・どころか、ハマってしまいそうになったのは今春だろうか。
あれに出ていたのは、チャン・グンソクやらイ・ホンギやら20代前半の若い子だけれども。
日本に第一次韓流ブームを起こしたのは、「韓国四天王」と呼ばれる世代だった。
冬のソナタのペ・ヨンジュン(彼のボジョレー・ヌーヴォーがファミマにある。いまだ健在)、チャン・ドンゴン(知らない)、イ・ビョンホン(かっこいい)、そして、ウォン・ビン(めっちゃかっこいい)。
韓国四天王なんて言葉すら知らなかったけれど(最近ネットで検索した)。
水曜に見た「アジョシ」という映画の、ウォンビン氏がmoshissoyo(かっこいい)。
訳あって世の中との交流を絶ち、ぼろアパートで質屋を営むウォンビン。
薬に手を出し堕ちていく水商売の母をもつのは、隣に住む少女。
その二人のつながりを軸に描かれる、韓国社会の闇。
ドラッグ、臓器売買、マフィア、貧困、格差社会・・・韓国もおそろしいなー。
そんな悪党と、一人で戦うウォンビン氏。
スタントなしで挑んだシーンも多いらしく、演技派への脱皮とも言われているこの作品。
殺戮シーンはかなりエグいので、R15指定。韓国ではこんなのがウケるんだろうか。
とにかく殺陣が、すごい。なんかもう、それはハリウッド映画のようで。
お金のかけかたやセットもすごいけれど、やっぱりウォンビン。
顔のつくりや表情は柔らかくて、どこか悲しそうでそれがまた良いんだけれども。
動きのキレや絞り込まれた身体は、まさにハードボイルドで、それはそれはかっこいい。
韓国人は、女の子も相当レベルがあがってるけど(あの美脚+小顔+色白はすごい)。
男性の美しいお顔とマッチョな肉体という組み合わせも、相当キテいる。
次はこの世代をチェックしなくちゃね。
そして韓国映画も、今後も要調査だわ。
上の2枚は映画のワンシーンより。なにかを憂いだ瞳がすてき。
これも髪を切って戦いに向かうという、印象的なシーンから。
この2枚は、わたしの好み。