ひょんなことから出場することになった12月4日の横浜マラソン(10kmの部)。
500m×250mの島に1年9ヶ月のあいだ閉じ込められて以来、帰国してからも運動なんていていないので、確実に体力は落ちている・・・歳のせいもあるしね。
富士山には6回登頂したし日本の最東西南北にも到達したし喜望峰の先にも立ったしマゼラン海峡も通ったしマチュピチュもイースター島のモアイもこの目で見たけれど、私は10kmなんていう距離を、生まれてこの方走ったことはない。
大会までもう2ヶ月になったので、そろそろ重い腰をあげようか。
近所の公園まで走ってみようと決心した、日曜日の夕方。
iPhoneのmapで調べてみると、距離は片道2.7km。
往復5kmちょっとなら、最初のレッスンにはいいんじゃないかな。
と、思ったけれども。
運動不足の三十路の身体には、ジョギングすらしんどいことこの上なく、5分走ったところでのどや気管に違和感、10分で脚の付け根に変な痛み・・・もうすぐ着くってところで歩き出す。
まあ、現状じゃ10分しかもたないってことがわかったので良しとしよう。
ちょっとずつ練習して、とりあえずは10km走れるようにならなくちゃね。
派遣前に駒ヶ根の訓練所にいた頃、ピアニーと毎朝走っていた。
身体が軽くはない私たちだったけれど、南北アルプスに挟まれた駒ヶ根の朝は清々しくて、雪を残すアルプスや田植えされたばかりの水をたたえた田んぼに魅せられて、そして何よりも、山の麓のおいしい空気を吸いながら走るのは本当に気持ちがよかった。
最初はつらかったけれど、走り終わった後の爽快感の方が増してきて、段々と距離が伸びた。
坂道だっていつの間にか登れるようになったし。
だからがんばろう。
今回もきっと、なんとかなるはず・・・今度は一人だけれどね。
さて、ここの公園は、近所の学校の遠足の場所にもなっているほど、大きくて自然がいっぱい。
私も小学生1年生の頃から、毎年遠足に来ていた公園。
その公園の一角に、「教育水田」という田んぼがあって、近隣の小学校が稲作をしている。
ちょうど今は、まさに「稲穂が頭を垂れる」実りの時期。
私もここじゃないけれど、小学生の頃やったなあ・・・田植えから稲刈りまで。
今思えば良い経験をさせてもらった。
子どもの頃に十分に自然に触れておくのって、心を耕すのに大切なことだと思う。
かかしコンテストを開催中。
よく似ている、時の人。
同業者なら笑える、これ。
「話す・聞くのテスト」と「算数素材」のCDが、鳥よけ・・・
「おこめをたべないでね」「はい、わかりました」
彼岸花とセイタカアワダチソウ(別名ブタクサ、わたしのアレルゲン)
こんな時期に咲くサクラ、彼岸桜。
赤い橋にススキに池って、ジャパネスク。
ここでもキンモクセイが香る。
iPhoneのカメラも、意外と使えるね。
勝手にピントが合っている。