今回のモルディブ旅行は、シンガポールで乗り換え。
成田→シンガポールはJALで。
シンガポール→マーレはSingapore air line(SQ)で。
という訳で、JALのOne Wordと、SQのSTAR ALLIANCEの両方のマイルが貯まる。
この「マイルを貯める」というのが、私のような旅行バカには必須作業で、フライトマイルの他にも日常生活でもこつこつマイルを貯めるのは重要課題。
私の場合は、メインのクレジットカードをANA系のもにしているので、毎月の支払い金額に応じてSTAR ALLIANCEのマイルが貯まる(100円で1マイル、年間手数料2,000円)。
これが結構なマイレージになるもので、1年間で国内航空券分くらいにはなる。
なので、買い物はほとんど、このカードを使う。
使いすぎた罪悪感も特典航空券の期待へと変わっていくんだから、うまいことできているよね。
何時間もずっと座ってなければいけない飛行機にはできれば乗りたくないけれども。
マイルを貯める他のもうひとつのお楽しみは、映画。
日本で公開前のものもあったりするもんで、飛行機に乗ったらまずは上映作品をチェック。
窓際の景色を気にかけながらカメラを準備したら、あとはひたすら作品を見続ける。
今回見たのは、次の5本。
「一命」
江戸時代の狂言切腹の話。
瑛太くんの切腹シーンがすごくて、貧血になった。
そのあと頭痛と吐き気で4回も吐いて「もしかして初のリタイヤか?」と、シンガポールで焦った。
市川海老蔵って人は、最近ちょっと俗っぽくなって「?」な感じだったけれども。
やはり歌舞伎界のサラブレット、表現者としては第一級。
あの若さであの存在感。
眼力も迫力のある声も、その立ち振る舞いのすべてが、ケタ違い。
そして瑛太くん演じる侍は誠実で、その奥さん役の満島ひかりさんは何とも可憐。
これぞ日本映画というイメージの、昔の日本が描かれていた。
しかし「武士の名誉」「清貧の生活」「命をかけて生きる」という、モルディブに行く途中に見るには、なんともディープな映画・・・軽い気持ちでは見られない、ちょっと体力のいる映画だった。
「怪物くん」
怪物くん役の大野くんも、他のキャラも、適役。
王子さま役の濱田龍臣くんが、かわいい。
「ウー」とか「アー」とかしか発しない、フランケン役のチェ・ホンマン・・・いいのかな?
「TIME」
日本で見たかったけれど見られなかったから、ラッキー♪
設定もおもしろいけれど、大富豪の娘役のアマンダ・セイフライドに目が釘付け。
あのかわいいお顔とその豊満なバストばかりが、どうも気になってしまう。
「戦火の馬」
さすが巨匠スピルバーグさん。
戦争の悲惨さ理不尽さ、人と馬との交流を通して描かれる愛・・・これぞ映画だね。
スケールの大きい映像が、何とも美しい。
「ファミリー・ツリー」
アカデミー賞脚本賞受賞、ジョージ・クルーニーが主演男優賞にノミネート。
ハワイ暮らしも楽しいだけじゃない、抱える問題はどこでも同じ。
家族は一緒に時間を過ごすことで、家族になっていくんだって話。
南国移住計画の参考にしようっと。
毎月1日は神奈川県の映画の日。何でも1,000円で見られる。
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」でも、見てこようかな。