GWの後半は雨のスタート。
きのう今日と雨が続いて、連休気分もすっかりしっとりとしてしまった。
といっても私は行くところもないので。
インドネシアで買った美味しいコーヒーをすすりながら、雨あがりを待つだけだけれども。
今日もまた、花や葉っぱに残った、滴り落ちる雨粒を撮りたいなって。
夕方になって、雨が上がった。
雲が切れた合間から、傾きかけた太陽がきらきらと輝き出す。
「ああ、これはもしかしたら、虹が見えるかも」
期待をして丘の上にある近所の公園に、コーヒーカップとiPhoneを持って向かった。
空が広く見える場所なんて、この辺りにはなかなかないもので。
見た限りは虹は見つけられなかった。
残念だなって思いながら、芝生に残る水分を靴で飛ばしながら歩く。
雨を含んだ泥がぐにゃっていって、靴がめり込んだ。
そんなことをしながらいつの間にか頭の中に流れていたのが、今年の入学式で新2年生が1年生のために歌った、「虹」という曲。
素敵な歌詞と覚えやすいメロディーで、私も好きなんだ。
庭のシャベルが 一日濡れて 雨が上がって くしゃみをひとつ
※ 雲が流れて 光が差して 見上げてみれば
ららら 虹が虹が 空に架かって 君の君の 気分も晴れて
きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気
洗濯物が 一日濡れて 風に吹かれて くしゃみをひとつ
※くりかえし
あの子の遠足 一日延びて 涙乾いて くしゃみをひとつ
※くりかえし
この雨で連休の遊びの予定が狂って、ご機嫌斜めの子もいるかもしれない。
でも大丈夫、「きっと明日は いい天気」だよ。
雨の後はいつもの光景が、ちょっと違って見えるから素敵。