石垣島にも秋がやって来て、吹く風が乾いて冷たくなった。
校庭には黄色い彼岸花(「ショウキズイセン」というらしい)。
朝6時に起きると、外はまだ真っ暗。
6時半からはおじいおばあが近所の公園でラジオ体操をしているけれど、薄暗闇の中。
テレビのお天気中継では明るい風景が映っているので、やっぱりここはずいぶん西なのね。
夏は20時くらいまで明るかったのに、18時前には日が暮れるようになった。
学校ではまつぼっくりやどんぐりで工作をして、秋を感じる今日この頃。
でも私にはこれくらいの気候はまだ、「夏の終わり」という感覚。
動いていると汗も結構かくので、しばらくは半袖だなって思っているんだけれど。
学校の子どもたちはすでに、「寒い」という言葉を口にしている。
「寒いから扇風機止めて」(教室に4台ある扇風機はまだ回っている)
「寒いから窓閉めて」(教室が海に面しているので、いつも強風で色々なものが飛ぶ)
っていう、私には信じられないセリフが飛び交う・・・
「『寒い』じゃなくて『涼しい』でしょ」と、私は返すのだけれども。
子どもたちの中にはすでに長袖、そして薄いダウンジャケットを着て来るツワモノもいる!
これってモルディブ人みたいだなあ・・・
あの人たちも雨が降ってちょっと気温が下がると、すぐに「寒い」って上着を羽織っていた。
雨の日には大家さんが、いつも決まって大きなくしゃみをしていたっけ。
そんなことを思い出した。
・・・やっぱり似てるね。