モルディブにはいつも、振り回されて、頭を悩まされる。
いつも新たな発見とサプライズをありがとう。
今回は、エアメールでびっくり。
そんな話の、はじまりはじまり・・・
担任をした子どもたちには、毎年海外から年賀状を出すことにしている。
エアメールをもらう機会なんて、なかなかないから、もらったうれしいでしょ。
それに海外のポストカードや切手から、日本とは違う新鮮な感覚を感じ取って欲しいから。
「年賀状をモルディブから送るから、楽しみにしててね!」
と、2学期の最終日にそう宣言して、あっちから投函したのが12月31日。
まあそんな時期に年賀状を出すのも遅いんだけれど。
去年スリランカから同じような時期に出したものは、数日後には日本まで届いていた。
だから今回も、そんなに遅くはならないだろうと・・・
でも だか しかし。
1月6日の3学期の始業式に、子どもたちから言われてしまった。
「先生、まだ年賀状届かないよ!」
そうか、EMSは4日で届くけれど、エアーメールはもっと時間がかかるのね。
「モルディブは遠いからね、多分あと1週間くらいで届くんじゃないかな?」
なんて返事をしたけれど。
待てど暮らせど届かない。
そうこうしているうちに、新年の気分もすっかり薄れ、年賀状のことなど忘れてしまい・・・
この島が「石垣島マラソン」に沸いていた、1月も終わりの頃。
「先生、年賀状が届いたよ!海の写真が載ってたよ」「ぼくのは亀だったー!」
と、無事に配達された報告を受けた。
なんで?
こんなに
おそいのか。
約ひとつきかかった、エアメールの配達。
「一体どこで何してたの?」って、聞いてみたくなるわ・・・
「エア」じゃなくて「船」で来たんじゃないのかと、私は疑っている。
消印では1月4日に処理されたことになってるね。
その郵便局から国際空港までは、約20分で辿り着くのだけれど。