ちきゅう



「胎盤見せてください!」


〈はじめに〉
前回の出産のときに、心残りがひとつだけあった。
それは胎盤を見ずに、そのままスルーしてしまったこと。

息子をこの世に送り出した数分後、にゅるっという感覚と共に、胎盤が出た。
先生は、「はい、胎盤が出てきましたよ~」と教えてくれたけれど、それどころではなかった私は、「胎盤ってこんなふうに出てくるのか」と思ったっきり、無事に出産を終えた安ど感にひたってぼんやりしていた。

でも後から思い返すと、見てみたかったなあ。

私と赤ちゃんを繋いでいた、大切なもの。
普段は存在しないのに、妊娠すると現れる、不思議な器官。

胎児の生育に欠かせないあらゆる栄養素が含まれているので、出産後の母体の回復のために、多くの哺乳類が食べるらしい。

プラセンタの美容効果は、よく耳にするし。
食べようとまでは思わないけれど、ごみ箱に直行は、もったいなかった。


だから今回は、ちゃんと言おう。
どんなに陣痛が痛くとも。


「胎盤見せてください」って!


(※予定日前日から退院までの様子を、
  長々と書いています。
  最後に、今回お世話になった病院についても
  まとめてあります。)


【9月10日(土)予定日前日】
・2:30頃から陣痛が始まるも、2時間程でなくなる
・明け方に出血(おしるし)あり
・午前中に予約していた妊婦検診に行き、モニターをつけて赤ちゃんの心拍数や陣痛の様子を観察するも、出産の兆候はない
・「よく運動してお産を進めるように」と言われる
・14:30頃から陣痛再開、間隔は5分前後のこともあれば、30分や1時間のこともあってまだ不規則だが、ひと晩中つづくので眠れない
・その後も様子を見るのみで病院には連絡せず
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【9月11日(日)出産予定日】
・不規則だが朝から1日中陣痛は続く
・10時からはいつものヨガ
・夕方はパパと息子と1時間半ほど散歩
・夜にまた出血あり
 (前回の病院は出血があれば必ず連絡
 今回の病院は様子をみる方針)
・だんだん陣痛の痛みが強くなる、間隔は10分前後
・息子をお風呂に入れて寝かせた後、病院に連絡
・「経産婦だとお産が進みやすいのでとりあえず入院の準備をして来て」との指示
・病院に迎えの車をお願いすると、サイレンを鳴らしながら救急車登場
・夜遅いし緊急でもないので「サイレン止めてください」とお願いするも断られ、
 爆音の中、人生初の救急車で病院へ。
 (寝ているとかなり揺れを感じる)
21:45 陣痛の間隔は9分、子宮口の開きは4㎝
   赤ちゃんはまだ6㎝ほど上にいる、入院決定。
   今夜は陣痛室で長い夜を過ごすことになる
22:30 8分間隔、だんだん腰が痛くなってくる
    陣痛の痛みを思い出す
24:00 まだ8分間隔 赤ちゃんはよく動いている
    出産が近づくと落ち着くものでもないらしい


【9月12日(月)予定日+1】
1:00 6分間隔、妙に胸が焼ける
    少し離れたベッドから痛みにうめく声がする
    若いママさん、がんばってね!
2:00 5分間隔、痛みが強くなってきた
    モニターの音がガラケーのボタン音に聞こえる
    (誰かがケータイいじってるのかと思っていた)
3:00 5分間隔、痛みがお尻の方にもやってきた
3:30 4分間隔、吐きそう、お尻にも違和感
4:00 5分間隔、陣痛の合間に少し寝る
5:00 5分間隔、グリセリン浣腸で腸内洗浄
    陣痛の波の合間にトイレに駆け込む
5:50 4分間隔
   起床時間で陣痛室の電気と音楽がつけられる
7:00 3分間隔、子宮口8㎝
   「よくがんばったね」と助産師さん
    分娩室へ移動して出産準備
    あわてて家に連絡(スマホ片手に分娩台)
    尿意をもよおし、分娩台の上でコードみたいなのを差し込んで排尿
7:30 子宮口全開、立ち合い予定のパパを待つも
    もう我慢できないのでいきむことにする
    と思ったらパパ到着、直後に破水していよいよ
7:45 数回いきんだら、出た!
    3,126gの元気な女の子、まだ紫色をしている
7:50 会陰切開した部分を縫合等、産後処置
    ここで忘れずに「胎盤見せて」が言えた!
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大きさは両手を広げて合わせたくらい。
重さは500g位が標準らしい(測定はせず)。

こんな大きなものが、子宮から剥がれてそこが傷になっているんだから、痛い。
傷口は、20㎝くらいだろうか。

そして女性の体の中で一番強い筋肉である子宮が、すごい勢いで縮んでいく。
出産とは交通事故に遭うのと同じくらいの大きなダメージを、体に及ぼすらしい。

    
8:00 カンガルーケアでおっぱいを飲ませ、記念撮影
    赤ちゃんの肌色が良くなってきた     
    10時まで2時間のリカバリー休憩
   (お腹が空いたので朝食を要求するも
    すでに下げられていたので
    リンゴジュースを飲んで糖分補給)

10:30 トイレに行くもおしっこの仕方が分からない
    (どこの筋肉を緩ませるのか)
     出産時出血が多く、立ち上がるときに貧血
     車いすで部屋まで移動
10:45 母に買ってきてもらったパンを食べて、復活
12:00 病院の昼食
14:30 娘を新生児室から部屋に連れて来る
     家族が面会に来る
16:00 娘を新生児室に返す
19:00 夕食
21:30 ようやく寝られる
    (興奮状態でなかなか寝付けなかった)


【9月13日(火)入院1日目】
6:15 起床、検温
6:30 産後検診で悪露は異常なし
    子宮底は8㎝まで戻る(出産前は30㎝以上)
    血圧高め、体重は6㎏減
7:00 朝食
7:30 初のシャワーとマッサージ
8:30 娘を見に行くと、すやすや寝ていた
9:30 授乳指導と、小児科ドクターの話
10:00 初めての授乳、今日はわずか10ccの日
12:00 昼食
13:20 実習生の方に足浴してもらう
14:00 授乳、ミルクも足す
14:45 部屋に連れて帰る、パパが来る
17:00 授乳、まだうまく飲めない
18:00 夕食
20:00 授乳、ミルク足す
21:00 シャワー、お腹がまだだいぶ出ている
23:00 授乳、新生児室に娘を返す
24:00 就寝、子宮が縮むのが痛い。
     経産婦の方が痛みを感じるらしい。


【9月14日(水)入院2日目】
5:00 授乳、今日から20cc
    おっぱいが張ってきた、2人目は開通が早い
6:00 シャワー、体重微増
7:00 朝食
8:00 授乳、娘の体重が2g増えた
    初めてのうんちとげっぷ
11:00 授乳、おっぱい飲みながら寝るも
    ミルクを足したら覚醒
12:00 昼食
14:00 授乳、10cc
15:00 パパたち来るので娘を部屋に連れていく
     今夜から母子同室にして、
     母乳のタイミングを合わせる
17:00 授乳、寝ていて飲まず
18:00 夕食
19:00 授乳、26cc
22:30 授乳、40cc


【9月15日(木)入院3日目】
0:00 授乳左、今日は30ccの日
1:30 授乳右
2:00 授乳中のどに詰まったか変な音、授乳16cc
3:00 検査のため新生児室に連れて帰る、少し吐く
5:00 授乳16cc ミルク10、また吐いていた
5:30 シャワー
7:00 朝食
8:00 母乳32
10:30 母乳32
12:00 昼食、「季節の御膳」
   サンマのかば焼きなど、どれも美味しかった!
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13:00 病院からフェイシャルエステのサービス
14:00 授乳29
15:00 家族が面会に来たので娘を部屋に連れて行く
    今夜も母子同室
18:00 夕食
18:30 授乳32
20:30 授乳22


【9月16日(金)入院4日目】
0:30 授乳、今日は40ccの日
4:00 授乳
6:00 シャワーの間新生児室に預けるが、
    泣き止まないと連絡がある
    迎えに行くと吐いていた、授乳26
7:00 朝食
8:00 授乳24
10:00 授乳25
12:00 昼食
12:30 退院指導
13:00 家族が面会に来る
14:30 授乳22
15:00 沐浴指導
    (入院中の沐浴は、生まれた時とこの時の2回)
15:30 授乳24
16:00 調乳指導、試供品をたくさんもらう
16:30 友だちが面会に来てくれる
18:00 夕食
19:30 授乳53、がんばって飲んだ!
23:00 おっぱいが張って硬くて痛い


【9月17日(土)入院5日目】
2:00 授乳
4:00 授乳
5:45 黄疸検査のため、新生児室に娘を預ける
6:00 退院時検診で母体は異常なし、その後シャワー
6:30 娘を迎えに行く
7:00 朝食
8:00 娘を新生児室に預けて、退院のため精算
9:40 授乳
10:00 病院からヘアメイクのサービス
10:30 迎えに来た家族と合流
    プリクラ撮ったり記念撮影したり
11:00 帰宅


〈今回お世話になった病院について〉
・横浜市瀬谷区にある堀病院(相鉄線三ツ境駅近く)
・お産の数が日本有数の多さで、病院の規模が大きい
・受付、会計などの事務方の人数も豊富で仕事が早い
・診察室(5,6部屋)やドクターの数も多いので、通院時もそこまで混雑しない
・子どもが遊べるスペースと、電車の模型やボールプールなどのおもちゃがある
・検診はネットで予約、当日もメールで呼び出される
・通院時は湘南台駅などへは送迎サービスもあり
・マタニティビクス、マテニティヨガ、骨盤矯正などの教室あり
・初産婦には母親教室、分娩指導などもあり
・病院2階の談話室では、飲食しながら診察を待てるので、子連れでも安心
・談話室前には飲み物、パンやおにぎりやカップラーメンなどの軽食、アイスクリームの自販機あり

・お産の際や退院時には送迎サービスあり
・入院中の食事がおいしい(うな重が名物らしい)
・食事は毎回2種類あり、タブレットを使って2日前までに選ぶ
・付き添いの家族も事前に注文すれば一緒に食べられる
・シャワールームの数が多く(10個所くらい)、朝から晩まで自由に使える
・病院着、バスタオルなどが豊富に準備されていて、気兼ねなく交換できる
・部屋は予算によって相部屋(50万円)から個室(57万円)まで選べる
・個室であれば家族も一緒に泊まれる
・基本的には母子別室だが、希望すれば夜間でも同室可能
・入院中にフェイシャルかフットのエステ、退院時にヘアメイクのサービスあり
・退院時にヘアメイクのサービス
・院内にプリクラがあり、一度だけ無料で撮影できる
・簡単な記念撮影ブースあり

・母乳育児に力を入れていて、指導が熱心
・朝6時から3時間ごとの授乳時間には看護師さんが何人も出てきて、授乳指導してくれる
・退院後もおっぱいマッサージや母乳相談の外来がある
・沐浴指導も個人指導でていねいに教えてくれる
・看護師さんたちの雰囲気がよく、何か聞けば気持ちよく教えてくれる
・赤ちゃんはお母さんの病院着とお揃いの、着物のような服を着る
・入院中のおしめはメリーズ、ミルクは雪印のビーンスターク
・命名用紙の注文をしておくと、退院時に受け取れる。150円ほど。
・赤ちゃんの腕に巻かれているバンドをつけたまま正面玄関を出ると、アラームが鳴り扉が自動的に閉まるという誘拐防止策をしている

・今回の出産費用は、合計で526,940円。
 健康保険で42万円カバーされ、その後5万円の付加金が出たので、実質の負担は5万円ちょっと。

 入院したのが21:30だったので、その日の入院費を請求されてしまった。
 22時以降だと割引があるらしいので、あと少し我慢すれば良かった…
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以上、今回のお産のまとめでした。
とりあえず胎盤を見ることができたので、良かった!
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by skr201 | 2016-12-05 23:14 | 育児 | Trackback | Comments(0)
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