ちきゅう



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404日目 「アートな日」

29日木曜日。
ここのところの疲れがたまり、寝坊。そして初めての遅刻。
寝坊はこれまでもちょこちょこあったけど、通勤時間3分に救われて遅刻だけは免れていたんだけど・・・

うちの学校は、出勤簿に7時15分までにサインしなくちゃいけない。
でも私が担当する授業は8時15分もしくは9時からなので、それまで行けば、授業に穴は開けずにすむ。
学校についたのが8時10分。

校長とスーパーバイザーにごめんなさいをするとこんな指示が。
「4・5年生の先生が休んでいるので人が足りなくて困ってる。次の時間空いてるでしょ?5年生のPA(Practical Art=図画工作)の授業をやってくれない?」
「PAって何をしたら良いんですか?」
「何でもいいんだけど・・・ほら、折り紙で鶴でも折ったら?」

はい、わかりました。
何かネタばれしているみたいだけれど、とりあえずは鶴を折ってみます。

早速5年生の教室に向かい、まずは裏紙を使って練習。
紙だってそうたくさんは無いからね・・・

いあや、ここをこう折って、ああして、こうして・・・って口で説明するのは難しい!
結局、「Bala! Mihin!(見て!こう!)」の一言ですべてを済まそうとする私。
子どもの中に1人作り方を知っている子がいたので、その子にも手伝ってもらいながら、一緒に折っていく。

紙の角と角と合わせるとか。
折り目をきっちりとつけるとか。
その折り目に沿って真っ直ぐに折るとか。

そういう「こまめ」な指先の動きって、5年生でも難しいのね・・・
裏紙鶴が何とか出来上がり、次は折り紙を渡す。

2回目になると1人で作れる子も増えてきた。
尻尾をばたばたさせると羽がはばたくように自分なりに改造したりして楽しんでいる。

今度はもっと分かりやすく教えられるように、準備してくるね。
もっと簡単なものがいいかも。

そして午後からは、先日のIndependence Dayにちなんで、9・10年生がスピーチ。
ガウミー・ヘドゥンという民族衣装を着て、独立の歴史などを演説していた。
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その横では、子どもたちがつくった作品群が展示されている。
この島にある材料なんてものすごく限られているのに、木の枝、ココナッツの実、プラスチック容器などを使って、本当に上手につくっている。
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こんなふうに、船や花をモチーフにしたものが多い。
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これ、何だか分かりますか?
釣りにも使うあのブリーチのプラスチックボトルに切れ目を入れたもの。
ここまで使えるブリーチ・フリってすごいな・・・

絵が上手なのは知っていたけど、工作の発想も・技術もすごいのね・・・
こういうのを見るたびに、PAの担当じゃなくて良かったなと思う。
小学校隊員はだいたい体育と図工を教えるというパターンが多く、私のように体育と音楽と日本語というのは、珍しい。

ちょうどこの日は、島にリゾートからゲストが来る日。
学校を見学に来たゲストに作品を見せて売り込むという商魂のたくましさ・・・
でもほとんど売れなかったね。
だってそれ、持って帰るの大変だもん。
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ちなみに女の子(シャムハー)の近くのピンクの花は、本物の木の枝にペーパーナプキンでつくった花と紙で作った葉をつけたもの。
「すごい完成度だなあー」って感心してみていたら、「それ、そいつのお父さん(Mario)がつくったんだよ」と、子どもたち。
日本でも夏休みの作品は、親御さんがつくったりするもんね・・・

今日もかわゆい子見つけた。
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by skr201 | 2010-07-31 21:57 | Trackback | Comments(0)

403日目 「アサガオが教えてくれたこと」

6月の半ばにアサガオの種を撒いた。

芽が出て大きくなってきた頃、誰かに引っこ抜かれてなくなった。
小さな出来事だけれども結構落ち込んで、まだ種の残りはあるけど撒かずにそのままにしておいた。

また今度、作戦を練ってから撒こうって。
ここは年中夏だから、日本のように「撒きどき」も「咲きどき」もないし。

大きなアサガオくんはどこかに行ってしまったけれど、小さなアサガオちゃんは、まだそこにあった。
でもあんまり小さなもんだから、もうこれ以上は育たないだろうって、その存在も忘れかけていた、そんな小さな苗。

それに今日、ピンク色の花が咲いた。
可憐な薄いピンクに白の縁取り。
高さはおよそ10cmほど、葉はわずか4枚という、本当に小さなアサガオ。
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体は小さいけれども、花は一人前の大きさで咲き誇っている。
「ねえ見てよ」って言わんばかりに。

「こんなところに植わってたんだ」って、道行く人もびっくり。
そして、「今度種ちょうだいね」って、いつものおねだり。
そうだね。でもそれって、マズイんじゃないかな・・・

「このまま枯れちゃうんだろうな」なんて勝手に決め付けて、水をあげないどころか、愛情を注ぐのも忘れていた。
声を掛けるとか写真を撮ってあげるとか。

でもそれにいじけることなく、腐ることなく、がんばって立派な花をつけたのね。
なかなかできることじゃないよ。

見かけで判断しちゃいけない。
1回きりで見限っちゃいけない。

毎日しっかり目を見て会話して、「らしさ」とか「良さ」とか、そんなものを見つけて、さらに伸ばしていけたらいいね。
誰だって誉められたら、認められたらうれしいもの。

そして忘れられたら、とっても悲しい。

諦めないで、ちょっとずつでも進んでいこう。
その小さな一歩は、いつかの大きな進歩へとつながるんだよね、きっと。

今日はこの小さなアサガオに、何かを教えられたような気がする。
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雑草のように茂る日々草と比べても、こんなに小さいけれど。
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by skr201 | 2010-07-30 03:50 | Trackback | Comments(0)

402日目 「結婚式」

23日に2組のカップルの結婚式があった。
新婦さんどうしがご姉妹というパターン。

この島に来て1年になるけれども、結婚したのが3組。
離婚したのがその倍、いやそれ以上かも・・・

日本で言う「お付き合い」程度の感覚なので、離婚もよくある。
それも2度、3度と。
別れたって大家族だから、誰かしらが子どもの面倒を見てくれるから、困らない。

だから兄弟姉妹で父親が違っても母親が違っても全然問題なし!
だってみんなそうだからね・・・

そしてそんな人たちがこんな小さな島に住んでいるわけだから、前妻・前夫、元妻・元夫とか、もう入り乱れていてちょっと外部の人間にはワケがわからない!
そう、つまりはみんな、つながっている・・・

島には事務所があり、そこに「COURT」と呼ばれるものがある。
結婚や離婚の手続きがここでできるのだ。
婚姻届を出したら、あとはパーティーよね!

会場は島に2つあるホタのうち、大きい方。
そこにはどこから持って来たのか写真撮影用のパネルが立てられ、外には学校の机にテーブルクロスをかけたゲスト用テーブルがセットされていた。
大音量の音楽にオーシャンビューのテラス席なんて、なかなかオシャレじゃない!

まずは入り口で新郎・新婦がお出迎え。
お姉さんのSHIYAAとAREEFは赤で。
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そして妹のSHAMAとHANEEFは紫。
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小さな天使ちゃんたちもゲストをお出迎え。
なんてかわゆいのかしら♪
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Welcome drinkはグァバ・ジュース。
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ご祝儀代わりのPresent。
中にはたいていお菓子が入っている。
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ケーキが青いのは、日本人的感覚だとちょっと・・・
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こんな島でどうやってつくるんだろうっていつも感心する、料理の数々。
手前はメインのフィフヌ・マス(焼き魚)。
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最後に小さなおみやげをもらって、帰って来た。
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この日は高速船をチャーターし、マーレからもゲストを迎えた。
その費用は7~8,000ルフィアかかると言われている。
結婚するような若い世代の月収は基本給で3,000ルフィアくらい(1Rf≒8JPY)。
でもまあ2組でやれば、費用も半分で済んでいいね。

式の後には出席できなかった人のために、2組はマーレに向かった。
島にいない人は、たいていマーレで仕事をしている。
そこに挨拶に行くのだとか。

とにかく末永くお幸せに!
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by skr201 | 2010-07-29 00:48 | Trackback | Comments(0)

400日目 「Independence Day」

7月26日は、独立記念日。
この日とその翌日との2日間が祝日となる。
1887年にイギリスの保護領となったモルディブは、1965年に独立を勝ち取った。

島のあちこちには、国旗がたなびく。
首都マーレでは、午前6時に国旗掲揚があったとか。
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ここケヨドゥーでは、25日からSPORTS MEETと呼ばれる運動会が開催された。
本当ならば祝日の26・27日に行なう予定だったけれども、「27日は休みたいね」という校長の一言で、25日を半日つぶすことになった。

例のごとく事前準備なんて特になし。
一週間前にプログラムを何となく決めて、当日の午前中に会場設営をして・・・
ゴミだらけのサッカー場に白砂でラインを引き、即席のトラックが出来上がった。
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子どもたちは数日前から走り回って練習?している。
「朝の5:45に集合!」なんて言って、本当にやったらしいからすごい。

私はというと、「例の組体操を改良してやってよ」という、これまた校長の思いつきの一言で、1から6年生のほぼ全児童を指導するハメに。

「自分も参加したい」という子が多かったので、参加を希望制にしたのでさあ大変!
前回は選りすぐりの少数精鋭集団だったから何とかなったけど、今回は人数も多く苦労した。

練習期間は1週間。
当初よりもレベルを数段下げた。

日本と同じようにやってはうまく行くはずがない。
この子たちができることを、そのままやればいいじゃない。
イライラしたって仕方が無い。
そんなことに辿り着いたこの7日間。

25日のオープニングセレモニーでの上演。
ちょうど語学研修を終えた新隊員がマーレに帰る日だったので、事務所の調整員も島に来ていた。
「大したものではありませんが良かったら・・・」と見てもらうことにする。

しかし本番ではCDが読み込めず急遽音楽ナシのホイッスルのみで。
さらにはデジカメが壊れて写真が撮れず・・・
本番って色々あるもんだね・・・

でもそれよりも何よりも、ついさっきの練習でもバラバラだった子どもたちが、「ねえオレたちすごいでしょ」とばかりに生き生きと演技している!
どれもこれも、今までで一番の出来栄え。
①5,6年生のトリオ(勝手に名づけた)
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②オーナメント。
 黄色い服の大きい子たちは補助に入ってくれている。すごく助かったよ、ありがとう!
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③4年生の扇
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④3年生の飛行機
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⑤1年生の5人タワー
8年生のアーニフが優しくサポート
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⑥複十字からサボテン(手前は6年生)
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⑦花を大きな円で囲んで(写真なし)
⑧11人タワー(人数の都合上9人タワーを改造、4から6年生)
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⑨最後は16人タワー(いちばん下は9・10年生、いちばん上は4年生)
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そう、いつもこうなんだよね・・・。
練習で散々落ち込まされるんだけれど、本番で一気にうれしくさせられちゃって。
それで「じゃあもう一回・・・」なんてことになり、また苦労するんだけれども。

新隊員のみなさんのご協力で写真も撮ってもらえ、無事に演技は終了。
保護者のアンコール・リクエストがあり、翌26日のエンディング・セレモニーでも上映した。
今度は音楽をかけてダイナミックに。

何だかんだとあったけれども、「みんなで力をあわせて何かするのって楽しい」って、改めて実感させてもらった運動会だった。

その他には高跳び、幅跳び、短・中距離走、障害物走等、色々あったけれども、おもしろいのがSecondary男子の障害物走。
①ボート
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②泳ぎ
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③自転車
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④走り(写真なし)
という4種目で島を小回りに1周する。
海がある小さな島だからこそできる競技だね。

そして泳いだ後はこんなふうになっちゃう・・・
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運動会が終わった会場に残ったもの・・・
それはやっぱり、たくさんのゴミ。
これだけは何度言っても変わらないね・・・
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by skr201 | 2010-07-27 03:58 | Trackback | Comments(0)

398日目 「マンタ!」

23日金曜日。
新隊員と過ごす最後の週末。

私にはずっとやってみたいことがあった。
それは向かいのフェリドゥー島まで泳いで渡ること。
距離にして700m。
もちろん万が一に備えて、ボートを横につけて泳ぐ。

体育会系の彼らならば、一緒にやってくれるハズ!
そう思ったのだけれど・・・

しかし波は高く、断念。
帰国まであと8ヶ月。
時機を見て待とう。

仕方が無いので、比較的波の穏やかな港の中で、泳ぎの練習。
100m弱ほどを往復するが、海で泳ぐのって想像以上にキツイ。
日本ではジムに通って2,000mは泳いでいたので甘く見ていたけれど、これは結構しんどいな・・・

魚の見えない港での泳ぎにもちょっと飽きたので、防波堤の向こうに出てみた。
いつものように、サンゴのリーフエッジに沿って泳ぐ。

するとそのとき。
小魚の大きな集団が、こっちに向かってきた。
「何だろう?」と思って目を向けると・・・

その群れを追うのは、なんと、マンタ!
それはそれは大きな、本物のマンタだった。

この辺りでは、エイを良く見る。
割と大きなエイ。尻尾が長く、毒があるといわれている。

でも、いつも見るエイとは明らかにちがう。
その大きさ。
四角い口。
そして羽ばたくように動かす、その角ばった手。

しばらく一緒に泳ぐ。
ゆっくりゆっくり空を舞うように、悠々と泳ぐ一匹のマンタ。
時間が止まったように感じる、不思議な瞬間だった。

「ああそうだ、新隊員にも知らせなくっちゃ」と、水面から顔を出して呼ぶ。
そうしてもう一度水の中を覗くと・・・

そこにはもう、マンタの姿はなかった。

ほんの一瞬、束の間の出会い。
海の中って、いつ、どこで、どんな生物に会えるのか想像もできない。
だから何回潜っても、決して飽きることがないんだよね。

まったく偶然の、そして生まれてはじめてのマンタとの出会い。
うーーん、幸せだなあ・・・
こんな所にも住んでいるんだね。

でもそんな時にかぎって、カメラを持っていなかった。
だって泳ぎの練習中だったから。

代わりにどこかからDLしたマンタを。
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by skr201 | 2010-07-25 14:23 | Trackback | Comments(2)

396日目 「Malcellaその後」

イタリアからこの島に移住してきた女性、マルチェーラ。
彼女のその後のストーリー。

なんと彼女、4年も前にムスリムになっていたんだとか。
中東のどこかの国で仕事していたことがあって、それがきっかけだったらしい。

最近ではこの暑さにも関わらずしっかりと長袖の上着を着て、頭をブルガで隠している。
本格的なムスリムのへの転身は、着々と進んでいるといった感じ。

ビーチ・クリーニングについては、その後はあっさりと断られた。
そうよね、人が捨てたゴミを拾うのってどうもおかしいもの。

そんな先日「アーリオ・オーリオつくるからおいで!」を、誘ってくれた。
日本で言う「ペペロンチーノ」のスパゲティを、もっと辛くした感じ。

イタリア人のつくるパスタなんて、本格的よね・・・。
モルディブ流に手前にナイフを動かして手の上でニンニクやタマネギを切るMalchellaをじっと観察する。
揚げたミルスは手で大胆にちぎって。

それらに「ヒカンディファイ」という香草を加えて、たっぷりのオリーブオイルで炒める。
茹でておいたパスタに炒めたソースを絡めて、「アーリオ・オーリオ」の出来上がり。

ニンニクの香りがたっぷりと漂う、ピリリと辛味の効いたパスタは、とてもおいしかった。
ごちそうさまでした!
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「もっときれいにブルガを被ったらね」と、今回は写真NGだというMalchella。
パスタを一緒に頂いた語学研修の先生のソフーラ(左)とその子どもイコー(中)、ナフハー(右)をパチリ。


そうそう、今日、例のアサガオの子どもが、「紫色の花が咲いたよ!」って、花を持って来てくれた。
せっかく咲いた花を、わざわざ摘んで・・・

今度咲いたら、そのままにしておいてあげてね。
花の後には種ができるんだよ。

そうしたら写真を撮ろう。
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by skr201 | 2010-07-23 01:30 | Trackback | Comments(3)

394日目 「スキッペ!」

未だにナゾの多き言語、ディベヒ語。

まともな学習資料はない。
あるのは英語⇔ディベヒ語の単語帳くらい。
文法を解説した本など無いので、日常生活の会話を通して身に付けるしかない。

ひたすら話して、メモして、覚える。
語学研修の先生に質問したって、たいてい「ネーンゲ!(分からない)」って言われちゃうけど。

言葉をどんな時にどんな風に使うのかなんて、そもそもあまり考えたりしないもんね。
だから未だに、動詞の活用すら分からない。

こんな状態なのに、ついて来てくれる子どもたち、ありがとう。
おそろしいことに、授業は赴任当初からすべてディベヒ語でやっている・・・

日本に帰ってからは、もう使うことはない。
世界中でこの国でだけ、30万人のみが使う言語。
はっきり言って、今後何も役に立たないであろう、そんな言語なんだけれども。

なんか、魅力的なのよね・・・。
最近では朝礼での校長の話や、島内放送がちょっと分かるようになった。
そんなのが嬉しかったりする。

さて、そんなディベヒ語をちょっとご紹介!

名詞の単数形と複数形の区別。
本来はあまり区別はしないらしいんだけれど、特定の「これ」を言及したいときに、「単数形」を使うことがある。
(これも定かではなく、私の経験上「こんな感じかな」という程度のものなのでご了承を・・・)

     複数形(こちらをよく使う)   単数形
・木 ・・・ ガス              ガヘ
・人 ・・・ ミーフン            ミーヘ
・服 ・・・ ヘドゥン            ヘドゥメ

と、このように、大方の名詞は最後の文字の母音が「エ」の音へと変化する。

ある日子どもたちをUNOをしていたときのこと。
自分がカードを出すときに、例えば「DRAW4!」なんて言いながら出したりするでしょ。

こっちでもそんな感じでプレイしてて、ある時子どもがSKIPを出した。
「上がりそうなコイツを、この俺が止めてやるぅー!」とばかりに、意気揚々とカードを卓上に叩きつけながら・・・


「スキッペーーーーー!」


「えっ?」って、笑っちゃったのは、もちろん私だけ。
だって「スキップ」の単数形は「スキッペ」だもんね。
でもなんか「スキッペ」って、間が抜けてるよ・・・

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この画像は内容とは一切関係がないけれど、これが島での魚の運び方。
こんな風に、尻尾をつかんで。

ミーヘ《ミーフン(人)の単数形》がマヘ《マス(魚)の単数形》を家に持って帰るところ。
あ、魚2匹だったね・・・まあ、いっか。
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by skr201 | 2010-07-21 02:16 | Trackback | Comments(4)

392日目 「体育会系新隊員」

22年度1次隊の4週間の語学研修も、残すところあと1週間になった。

体育隊員3名、小学校教諭(体育と図画工作)2名という、体育会系の方々。
午前・午後各3時間のレッスンの後にも毎日ジムに通って、1時間半のトレーニングを欠かさないというツワモノたち。

そうよね、4週間トレーニングしないと体が変わってきちゃうもんね・・・
なぜだかそこそこ立派なトレーニングジムもある、不思議な島ケヨドゥー。
人口500人の島にバドミントンのできる体育館やトレーニング・ジムがあるって珍しい。

私の体育の授業にも何度か参加してもらった。
縄跳びが得意な隊員に二重跳びを見せてもらうと、子どもたちは「空を飛んでいるみたい!」と感動していた。
しかも三重・4重跳びまで見せてもらって目がまん丸に。
やっぱりプロフェッショナルの技ってすごい。

ダブルダッチもできると言うので、ぜひにとお願い。
長縄は私1人だと見本を見せるのも大変なので(先生たちは縄すらまともに回せない)、5人揃ってのヘルプは本当に助かった。
ありがとうございまーす!
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恒例のボドゥ・ベルショーでは、島民サイドの席に座って太鼓を叩いたり先頭切って踊ったりと、日本人離れした思い切りの良さもさすが(大抵みんな恥ずかしがって踊らない)!
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以前にも紹介したけれども、ここのところ天気がよろしくない。
雨が良く降る。
降らなくとも風が強く、海が荒れている。

つまり、海で遊べない。
こんな南の島では泳ぐくらいしか楽しみがないのに・・・

なので新隊員から出てくる言葉と言えば、
「早くマーレに帰りたい」「やることがなくてつまらない」・・・
これはケヨドゥー島民として、何とか楽しんでもらわないと!

以前から計画している無人島へのピクニック。
天気が悪くて延期続き。
たしか前にもこんなことがあったっけなー。

しかし17日の土曜日、空は薄曇り。
これはいけるかもーーー!

ボート屋のマリオの家に乗り込み直接交渉。
1時間後に船を出してくれることになった。
新隊員に連絡網を回す。

その日の夜のステージショーの朝練がある私はとりあえず学校に向かう。
その間に新隊員に買い出しを頼んで。

準備と召集にドタバタし、結局2時間後に準備完了。
ボートは無事に無人島へと出発した。

ケヨドゥーに来て以来、初めての島脱出に喜ぶ新隊員。
そうそう、船で他の島に行くってなぜだか楽しいよね♪

20分ほどでHulhidhoo島に到着。
人が住んでいない無人島。
ここでシュノーケリングをしたり、ランチをつくって食べたりするのがモルディブ流ピクニック。

ここ最近海が荒れていたせいで、この無人島のビーチがひとつなくなってしまった。
以前はそっちに船を着けていたのだけれど、今回は反対側の小さいビーチに何とか着ける。
もう大きい船では来られないね。

小1時間シュノーケルを楽しんだ後には、ランチの準備にかかる。
かまど作りと火起こしは、マリオと別口でゲストを連れて来ていたイドリスの仕事。
調理は私の担当。
メニューはいちばん簡単な、インスタントラーメンを使ったフライド・ヌードルトマト風味。

「タマネギをもっと炒めて!」「水入れるの多すぎ!」など、3人でもめながら料理する。
「こんなもんでしょ」って、ものすごく適当なクッキングなんだけれど、不思議なくらいにおいしいんだよね。
青空の下でみんなで食べるランチって。

お皿を持って来るのを忘れたので、大きな葉っぱをお皿代わりに。
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これがイタリア人を魅了し続けるイドリス(語学研修講師ソフーラの旦那)。
彼にかかるとこんなモルディブ僻地にも住みたくなってしまう。
サングラスでコワモテに見えるけど、かわいい目をした島一番の働き者(だと思う)。

新隊員と集合写真。
おいしいものを食べればみんな笑顔になる。
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その後はサザエを獲りに潜ったり、シュノーケルしたり、昼寝したりと思い思いに過ごす。
そんなことをしているうちに、やってきたスコール。

真っ黒い雨雲から、大粒の雨が降り出しす。
その雨粒が海面にあたり跳ね上がる様子が何ともおもしろくて。

だらだらしていた私も飛び起きて、海へジャーンプ!
新隊員もつられてジャーーンプ!
雨の降る中、みんなで子どものようにはしゃぐ。

寄せては返す大きな波に、体を浮かべてみたり。
マスクをつけて雨を顔面で受けてみたり。
シンクロ2人技、5人技の研究してみたり。

雨降る海もまた、一味違ったおもしろさだね!

雨が降ると海の中の方が温度が高いので、温泉のように肩まで浸かる。
顔だけがちょっと寒い・・・

こうして新隊員初めてのピクニックが、何とか遂行されたのでした。
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木にも登っちゃったりする、最年少の2人組。
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by skr201 | 2010-07-19 03:00 | Trackback | Comments(0)

390日目 「ホテル・ヴィーナス」

ちょっと前に「ホテル・ヴィーナス」という映画があった。

SMAPの草彅くん主演で、全編韓国語という映画。
舞台はロシアのウラジオストク。

市村正親演じる老オカマ(資料にそう書いてあった)が主人の謎めいたホテル。
そこに暮らすちょっと「ワケあり」な人たちが登場する。

住人は草剪くん演ずるタップダンサー、香川照之演ずる医者とその奥さんの中谷美紀。
あとは韓国の役者さんたち。

どの人も影があり、暗く底の深い「何か」を背負って生きている。
それぞれの心の闇やこの世界が孕む「やるせなさ」なんかを描いた映画。
そんな映画だったように記憶している。

こう書くと何だか暗い話のように聞こえるけれども、映像がとてもきれいで、何とも雰囲気がある。
決して悲しい気持ちにはならない。
この映画を見て以来、ウラジオストク(東方の支配地という意味)に行ってみたいという思いが湧いた。

そこからユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬までのんびりと旅してみたい。
シベリア鉄道の起点でもあるこの地。
まずは鉄道に乗り、大きな大きなユーラシア大陸を陸路で少しずつ進んで行く。
いったいどれくらいの時間があれば終点まで辿り着くのだろう・・・

映像が美しいこの映画。
また音楽も良くて、サウンドトラックをそのまま映画館で買った。

中でもお気に入りはKOKIAさんの歌う"DESPERADE"。
もともとはイーグルスの歌だけれども、彼女が歌うとまた違った雰囲気になっている。

「ならず者」と訳される原曲は、何となく「男っぽいとい」うか「西部っぽい」感じだけれども、高く透明感のある彼女の歌声がそれをしっとり切ないものにしている。

だからこの曲は、夜の海に合う。
星空に合う。
月明かりの下で聞く波音に合う。

なので最近のヘビー・ローテーション。
またあの映画が久々に見たいな。

「そのドアを開けるとき やさしさがあふれ そのドアを閉めるとき 涙があふれる」
この映画のコピー。
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by skr201 | 2010-07-17 03:31 | Trackback | Comments(2)

388日目 「イタリアからの転入生」

ケヨドゥー島にはイタリア人の建てた別荘が2つある。

どちらも元は近隣のリゾートのゲストの御家族。
リゾートで働くこの島の人間と仲良くなり、別荘を建てた。
ひとつは青、もうひとつは黄色。

青い家はBlue Heaven。
黄色の家はDue Palme(2つのヤシの木という意味のイタリア語)。
どちらも年に数回バカンスにやって来る時以外は、ゲストを受け入れたりして有効活用。
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部屋の中はこんな感じ。

そしてついに、青い家の方に当の家族が越してきた。
この島にずっと住むのだと言う。
2人の子ども連れて来た。

ずい分思い切ったよね・・・。
今回はパパがまだ来ていないので、仕事の調整等しているんだろうけれど。

男の子はロリー、3年生。
女の子はジュリア、4年生。
先週Kyodhoo Schoolに転入してきた。
もちろんこの学校始まって以来初の、イタリア人児童だろう。
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2人とも英語はよく分からない。
でも、簡単なディベヒ語なら少し分かる。
なので私とのコミュニケーションは、ちょっとしたディベヒ語と大いなるBody Language。

体育では縄跳びに挑戦。
特におねえちゃんのジュリアは、この1週間でみるみるうちに上達した。
苦労していた後ろ跳びが上手に出来るようになったね。

音楽ではリコーダーを。
弟くんにはまだ難しいけれど、お姉ちゃんは向こうでもやってたとかで、なかなか上手。
2人ともじゃんけんを覚えて、ロンドン橋を歌いながらの「ジャンケン列車」は楽しそう。

日本語の授業では、日曜日から土曜日までを日本語で言えるようになってビックリ!
やっぱり子どもの吸収力ってすごいな。

島の子どもたちとも言葉はなかなか通じないけれど、一緒になって遊んでいる。
そんな風にして、あっという間に馴染んでいくんだろう。

わたしのHDはもう限界に近く、最近ではまったく成長を感じない伸び悩み。
もっともっとディベヒ語話せるようになりたいんだけれどな。
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by skr201 | 2010-07-15 02:54 | Trackback | Comments(4)


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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