ちきゅう



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「のんびり新聞配達」


うちの近所にある、八重山毎日新聞社

イリオモテヤマネコが交通事故に遭ったとか、子牛がいくらで売れたとか、かりゆしウエアーの売り上げが伸びているとか、地域密着の記事が毎日紙面を飾っている。


週イチで子ども用の記事も載っていて学校まで届けてくれるので、子どもたちにも紹介する。
そんな八重山毎日子ども新聞のキャラクターは、「やっぴい」。
(リュウキュウアカショウビンがモチーフ。「八重山のハッピーなニュースを届ける」という意味)
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横浜に住んでいた頃、新聞配達と言えば、午前3時頃。

夜明けまでまだしばらくある真っ暗で静かな時間帯に突如、カブがやって来て。
玄関の郵便受けに新聞が入る音が、響いた。

音を聞いているだけだけで、無駄のないすばやい動きなのが分かる。
この限られた時間帯に、何千何百っていう新聞を配るんだろう。


それはもうすぐ一日が始まることを告げる、ちょっと緊張をはらんだ音だった。


でもだがしかし。


八重山毎日新聞の配達は・・・


朝7時に家を出る私と、すれ違う!
中高生(たまにおばさま)が自転車で、のんびり配達している!!
その自転車のカゴには、新聞が数セットしか入っていない!!!
(いったい何軒くらいに配達しているんだろう・・・)

うーん、これが新聞配達か・・・
そういえば昔は向こうでも子どもがやってたって、聞いたことがあるなあ・・・

また地域性を感じる、朝の通勤路だった。
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この写真だとツツジみたいだけれど、花が集まってこんもりと丸く咲く様子がアジサイのようにも見える、こんな花がまだ咲いている、石垣島の11月の終わり。
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by skr201 | 2013-11-30 08:24 | Trackback | Comments(0)

「11月でも路上寝」


この前那覇から来た友だちが、びっくりして言っていた。
「今朝ニュースで『石垣島のきのうの路上寝の件数』ってやってたよ!すごいね・・・」
(那覇には無いみたい)

私はそんなニュース聞いたことがないけれど(いつどこでやってるんだか)、たしかに「路上寝」という言葉はよく聞くなあ。


最南端の島、波照間島には、こんなお知らせもあったし。
(これは星を見るための路上寝だけれど)
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温暖な気候とおおらかな雰囲気が、外で寝ても大丈夫という感覚につながるみたい。


酔い潰れて外で寝てしまうしまう人の姿は、都会でも見るけれど。
こういう田舎の真っ暗な道で寝てしまうのは危なく、路上寝による交通事故も多い。


そして先日、私もついにその場面に遭遇した。
大通りから離れた、集落の中を通る真っ暗な道に突然浮かび上がった、人のカタチ。

深夜まで働かされて、ヘトヘトになって自転車を漕いでいた。
その頼りない小さなライトに照らし出されたのが、白い作業着姿の男性が道路に横たわる姿。


一瞬死体のようにも見えてギョッとしたけれど。
家の門まで辿り着いて寝てしまったという感じだった。

11月と言えども石垣島はまだあたたかく、日中は半袖で過ごせる。
あの男性も上下長袖の作業着姿だったから、あんなところでも寝ちゃうのね。


それにしても夜の道に倒れている人の姿を見るのは、怖いもんだ!
まだあの光景が、脳裏に焼き付いている・・・

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御獄(うたき)の前をカタツムリが歩いていた、ある朝の光景。
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by skr201 | 2013-11-23 12:00 | Trackback | Comments(0)

「自転車は移動手段ではない?」


「沖縄の人は自転車に乗れ(ら)ない」
そんなことを、どこかで聞いたことがある。

確かに沖縄は車社会(地方はどこもそうか・・・)。
石垣島には電車はないし(本島にはゆいレールがあるけれど、空港から近距離の走行なので、主に観光客が乗っている気がする)、バスは空港線に観光客が乗っているくらいだし、何しろいつまでも暑いので、歩くのも自転車もしんどい。


だからこの辺りで自転車に乗っている人は、ほとんど見ない。
小さな離島の民宿で、観光客がレンタサイクルしているくらいかなあ。
(これは竹富島のレンタサイクルショップ。あの小さな島に大量の自転車!)
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私はと言えば、車を買うのも維持するのもそんなお金はないので、移動手段は自転車になる。

近所に散歩や買い物に行くくらいならば、自転車でも十分。
勤務先も自転車で20分なので、そんなにしんどい距離ではない。


これが日中の移動ならば、沖縄の強い陽射しの下で、暑くて大変なんだけれども。
こっちの学校も相当いそがしく、出勤するのは日が出る頃、帰って来るのは真っ暗闇の中なので、快適サイクリングタイム(^^;;

雲を赤く染める、顔を出したばかりの太陽。
雨が通り過ぎた後には、大きな大きな二重の虹。
大通りを離れて抜け道を通ると、空にはたくさんの星。

島の自然や集落の様子を眺めながら、時には雨や風のおもてなしを受けながらの通勤。
(ある日の朝、玄関のドアを開けると、昇り始めたばかりの太陽の顔が見えた)
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そんな私に、大人も子どもも、言うのだ。

「本当に自転車で来てるの?」
「先生は貧乏なの?」
「暗い道を自転車で走るのは、怖くないの?」


最近は車や電車ではなく「かっこいい自転車で通勤」という人も、よく見かけるけれど。
それは自転車通勤に利便性が見出される、ごく限られた、都会の話・・・

往復40分の通勤路で、見かける自転車は、わずか3台。
毎朝サトウキビ畑の前ですれ違う、高校生の男の子3人組!


まあでも運動にもなるし、帰りに買い物もして帰って来られるし、これでいいかなと思っている。
(バスもあるけれど、店に寄るために途中で降りるのが面倒だし、本数が少ない)
でも街灯がほとんどない真っ暗な夜の抜け道を通るには、もう少し視力がほしい。



そんな私に、同僚の先生が言った。

「沖縄で自転車は乗りものではないなあ。子どもの遊び道具って感じ。
子どもの頃に友だちと遊ぶときに乗っていたくらいで、大人になってからは乗ったことないよ。」

沖縄の人の感覚では、自転車は乗りものではないのか・・・
だから自転車で通勤していると言うと、みんながびっくりするのね。


わたしの唯一の足であるこのママチャリは、先日の台風に吹かれて、一夜にして錆びた。
まだ買って数カ月なのに・・・、涙。
(これは7月の台風の時に、部屋に一時避難させていた時のまだきれいな頃)
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ちなみにこのすてきな看板(サザンゲート橋の下にあったものを、同じく一時避難で預かっていた)も、台風に飛ばされてしまい、今はもうない。
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by skr201 | 2013-11-16 10:13 | Trackback | Comments(0)

「すぐに『寒い』って言う」


石垣島にも秋がやって来て、吹く風が乾いて冷たくなった。
校庭には黄色い彼岸花(「ショウキズイセン」というらしい)。
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朝6時に起きると、外はまだ真っ暗。
6時半からはおじいおばあが近所の公園でラジオ体操をしているけれど、薄暗闇の中。
テレビのお天気中継では明るい風景が映っているので、やっぱりここはずいぶん西なのね。

夏は20時くらいまで明るかったのに、18時前には日が暮れるようになった。
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学校ではまつぼっくりやどんぐりで工作をして、秋を感じる今日この頃。
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でも私にはこれくらいの気候はまだ、「夏の終わり」という感覚。
動いていると汗も結構かくので、しばらくは半袖だなって思っているんだけれど。


学校の子どもたちはすでに、「寒い」という言葉を口にしている。

「寒いから扇風機止めて」(教室に4台ある扇風機はまだ回っている)
「寒いから窓閉めて」(教室が海に面しているので、いつも強風で色々なものが飛ぶ)
っていう、私には信じられないセリフが飛び交う・・・

「『寒い』じゃなくて『涼しい』でしょ」と、私は返すのだけれども。
子どもたちの中にはすでに長袖、そして薄いダウンジャケットを着て来るツワモノもいる!


これってモルディブ人みたいだなあ・・・
あの人たちも雨が降ってちょっと気温が下がると、すぐに「寒い」って上着を羽織っていた。

雨の日には大家さんが、いつも決まって大きなくしゃみをしていたっけ。
そんなことを思い出した。


・・・やっぱり似てるね。
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by skr201 | 2013-11-09 08:26 | Trackback | Comments(0)

「画びょうか押しピンか」


沖縄に来て、「押しピン(画びょうのこと)」という言葉を初めて聞いた。
なのでてっきり、こっちの方言なのかと思ってフェイスブックに投稿したら。

「福岡はどっちも使うよ」
「関西でもどっちもだけれど、金色なのは画びょう、頭がプラスチックなのは押しピン」
「高知は両方」
「広島は押しピン、長野は画びょう、横浜は画びょう」
「愛媛も押しピン」
「北海道は画びょう、押しピンは初めて聞いた」
「山口は押しピン」
「大阪圏は押しピン」
「三重は画びょうかな、押しピンでも通じるよ」
「秋田は画びょう」
「愛知は画びょう」
「広島は押しピン、そして定規のことは『さし』って言うよ」

と、あちこちから情報をいただいた。
これをまとめると・・・


「押しピンの範囲は、沖縄から大阪辺りまで」
ということになった。


福井・石川・富山辺りの日本海側の情報がないので、まだちょっと気になるけれど。
京都・奈良・和歌山・滋賀・岐阜もどうなのかな・・・引き続きの情報をお待ちしております。
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(よく見ると画びょう抜きのことを「ピントル」って書いてある)


ちなみにフィジーでは"push pin"と呼ぶらしい。
こっちと同じだね。

モルディブでは、なんだっけな?
そもそも画びょう、あったかな・・・

いつも練り消しみたいなもので、紙を壁に貼っていたっけね。
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by skr201 | 2013-11-02 16:06 | Trackback | Comments(0)


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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