ちきゅう



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「あの島と我が家は、住所が一緒」


もうすぐこの島に越してきて一年。
前に進んでいるのか、それとも転落しているのか、とにかく色々なことがあったけれども・・・

私が住んでいるのは、石垣市登野城というところ。
目の前にきれいな漁港が臨めるのと、マンションの最上階の奥、そして家具・家電・ネット付きという条件が気に入って、即決した(他には一軒も見ていない)。
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最近この「登野城」について、おもしろい噂を耳にした。
なんでもあの、尖閣諸島(石垣島北方約130~150kmに点在)の住所がこの、登野城らしいんだと。

wikipediaを見てみると、本当にあった。

尖閣諸島の所在地は 沖縄県石垣市登野城2390-94番地であり、魚釣島、北小島、南小島の3島が国有化される前の平成20年頃の不動産登記によれば各島の状況は以下のとおりであった。

南小島: 沖縄県石垣市登野城2390 所有者:個人(賃借者:総務省 借賃年188万円)地積:32万4628 m²
北小島: 沖縄県石垣市登野城2391 所有者:個人(賃借者:総務省 借賃年150万円)地積:25万8842 m²
魚釣島: 沖縄県石垣市登野城2392 所有者:個人(賃借者:総務省 借賃年2112万円)地積:364万1983 m²
久場島: 沖縄県石垣市登野城2393 所有者:個人(賃借者:登記なし)地積:87万4049 m²
大正島: 沖縄県石垣市登野城2394 所有者:財務省 地積:4万1386 m²


へえー、そうなんだ。うちと同じ住所なのね。
そして例の国有化(2012年9月11日)で、住所は変わったんだろうか。


ええっと、領有権問題はデリケートなだけに、ここが炎上しませんように・・・
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by skr201 | 2014-05-25 15:42 | Trackback | Comments(10)

「母の日の日記」


学校で毎日出している、宿題。
何を出すかはもう、学校でそして学年で統一されているので、やらねばならない。

以前の勤務地では、宿題に何を出すかは、担任裁量。
授業でやり切れなかったところを出したり、クラスの子どもの実態によって、あれが良いかな、今日はこれにしようとか、色々と調節できた。


でもだかしかし。
ここの地域はそれがない。

「何をどれくらいどのように」まで、事細かに決まっているのだ、オソロシヤ・・・
そして年に数回ある調査期間では、クラスごとの提出率が調べられ公開される。

何でもかんでも、ぎゅーぎゅーに、締め付けるのだ。
これじゃあできる子は伸びるかもしれないけれど、できない子はいやになるだけだよ。


前置きが長くなったけれど、その宿題のひとつにあるのが、日記。
これまた毎日書くのも、そして見るのも大変だけれども、子どもたちの素顔が垣間見られる。

「ああこの子は、家でこんなことをしているんだな」なんていう発見が、おもしろい。
ある女の子が母の日のことを書いた日記に、目頭が熱くなった。
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母の日

今日、母の日だったので、かんしゃ会という、わたしが1人で、考えて用意した会(をしました)。

それは、あそびながらかんしゃの気もちをつたえる会で、お母さんは、たからさがしや人形げきを、なきながら見たりしていました。

そしてさいごは、お母さんはないていて、わたしもなきそうになりました。





このお母さんは、どんなにうれしかっただろう。
母の日の数日前から、こっそり司会原稿やプログラムを準備していたらしい。

笑顔がかわいくて、まっすぐで、芯の強い女の子。
3人兄弟の、いちばん上の、お姉さん。

「こんなことができるようになったなんて、びっくりしました」と、お母さんは言っていた。
子どもの成長をこんなふうに感じられるのって、親としてなんて幸せなことなんだろう。


そんな出来事を私にも共有させてくれた、この日記に感謝。
なんだかんだ言っても、続ける意味はあるのかもね。
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by skr201 | 2014-05-18 21:23 | Trackback | Comments(0)

「スプーン高速回転の理由」


私が観察したところによる、モルディブ人の気になるところ。

①なぜかTシャツを裏返しに着る。
②小銭を使うのが、面倒くさい。
③スプーンでコーヒーを混ぜるスピードが、ものすごい速い。


①ついては、私が向こうにいた2010年前後によく見た光景。
女性はまずしないが、男性はTシャツの色褪せや汚れなどを隠すためなのか。
彼らがよく着ている海外のサッカーチームのユニフォームなどは、バックプリントの名前や番号が剥がれてしまっているので、裏にして誤魔化しているみたい。


②はモルディブルフィアでも、日本円でも。
財布ではなくポケットにお金をそのまま入れている人も多いから、小銭はかさばるらしい。

そのわずが1ルフィアでも買えるものはあるのに(例えばスパーリなら4つ)、手元に小銭が回ってくると、飲食店やホテルならばチップとして置いて来る。持ち帰らない。
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(モルディブの紙幣「ルフィア」と、硬貨「ラーリ」)

お金がたくさんあるのなら分かるけれどさ、お金ないのにね、貯めればいいのにね・・・
そういう発想は、ないらしい。

日本でも小銭は分からないと言って、全部わたしにくれる。貯まると結構な額になるのに。
彼だけではなく、以前に来日した島の友だちも、同じように私に「もらって」と頼んできた。


そしておもしろいなあと思うのが、③。

まず多くの日本人は、モルディブ人がコーヒーを作る光景を見たことがないだろうけれど。
見たらきっと驚くだろう、その高速回転に・・・

例えるならば生卵をかき混ぜるように、音をたててリズムよく撹拌させて、空気を入れながら・・・
そのスピードが、笑ってしまうくらい、速いのだ。

でもこの空気を含ませながらの高速回転は、コーヒー(インスタント)をおいしくするらしく。

その技を身に付けた日本人の友だちが、帰国してから職場で上司にコーヒーを入れたところ。
「~さんの入れるコーヒーは、おいしいねえ」と誉められたそう(今の時代はセクハラになりそう)。


今回改めて、インスタントコーヒーを作る彼の様子を見て。
そのスプーンの動きに、1人で「ふふふ」と笑い。

「やっぱりおもしろいなあ」と感心しながら、「確かにおいしいかも」と、その高速回転の理由が、ちょっと分かったような気がした。

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モルディブでよく飲まれている、YeYeというシンガポール産のインスタントコーヒー。
お砂糖とミルクがあらかじめ入っていて、とっても甘い。
・・・もはやコーヒーの味はしない。
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by skr201 | 2014-05-12 23:26 | Trackback | Comments(0)

「おいしい匂いがする家に帰る」


ついきのうモルディブに帰った彼。
(入籍はしたけれど、夫でも主人でも旦那でもない・・・私が主人だ!)

手のかかる大きな子どもだけれども(お遣いはできるようになった)、唯一助かっていたのが。
毎日欠かさず、夕飯を作ってくれたこと。


完全夜型の南国人間なので、夜はいつまでも起きているし。
朝は私が出勤準備にいくら物音を立てても、ピクリともせずぐっすり眠っている。

昼過ぎにようやく目を覚ましたら、コーヒーを飲んでシャワーを浴びて映画を見て・・・
と、1人でなんとも贅沢に時間を過ごしていたらしい。


いつもする訳ではないけれど、もともと料理が好きらしく(亡き父が船の料理人だったとか)。
自転車で近所のスーパーに買い物に行っては、安いものを見つけて、オリジナルクッキング。

貧しい島の出身のため経済感覚が庶民的。無駄遣いしないので、安心。
モルディブでは買えない、豊富な品揃えの日本のスーパーでの買い物を楽しんでいた。


私はと言えば、4月の休みは2日間のみ。
朝7時に家を出て帰宅は21時という、家と勤務先を往復するだけの毎日。

ぐったりつかれてようやく家までたどり着き、エレベーターを降りた瞬間に。
漂ってくるのだ、おいしい匂いが。

この匂いはカレーだな、にんにくを炒めてペペロンチーノだな、なんて考えながら。
「きっと我が家からだろうな」って期待をして。

チャイムを鳴らすと、「お帰り」ってドアを開けてくれる人がいて。
「ただいま」って言った瞬間に、「やっぱりウチからだった!」っていう匂いがするシアワセ。
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帰って来るとご飯ができているって、ありがたい。
もうこんなにクタクタで帰ってきたら、料理することよりもすぐにでも眠ることを選ぶもの。


料理をして人をHAPPYにすることに、喜びを見出した彼は。
私の職場の人を呼んで、モルディブ料理を振る舞うこと2回+1回。
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それが縁となって、島のサッカー大会に参加させてもらったり。
島を出るときには、空港で盛大な見送りをしてもらったりした。


おいしいものを食べると、人は笑顔になる。幸せになる。
「明日もがんばろう」って、思えるんだよね。


毎日まいにち、おいしいご飯を作ってくれて、ありがとう。
早く帰って来て、またご飯を作って待っていてほしいなあ。
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帰国の前日、今度は私の弟とフットサルに行った時。
まだ肌寒い5月の横浜の空には、虹が架かっていた。



彼が帰国して、最初に自分で作ったものは。
ここ最近は食べられなかった和食。
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私はこういうさっぱりしたものや野菜が、食べたいんだけどね・・・
(赤飯、ゆしどうふ、あさりとじゃがいものミルクスープ、茄子とピーマンのピリ辛あっさり煮、白菜とツナの煮浸し)


若い人の作る料理は、味が濃くて脂っこい・・・
なんて文句を言っては、いけないけどね。
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by skr201 | 2014-05-06 21:54 | Trackback | Comments(0)


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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