ちきゅう



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「夜はホタルを探しに」


うちの近所には、里山の光景がある。

山のふもとに民家があって、その横には畑が広がる。
お寺があって裏にはお墓が連なり、そのまた向こうには山がある。

山からは鳥の鳴き声や、風に木々がなびく音が響き。
春になると、山桜が点々と山にピンクの色を付け、ほどなくそれが新緑に変わり、秋には紅葉、そして葉が落ちる冬と、当たり前だけれど美しい、日本の原風景。


今はアジサイが、色づき始めてくる頃。
住宅街の中の何でもない道だけれど、アジサイがきれいなあの通り。

冬は葉をすべて落として、枯れたようになっていた。
でも春が来たとたん、瑞々しい葉をつけて準備をし始めたんだから、すごい。
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その時がくるとちゃんと花開くって、自然はよくできているよね。
日本の四季の移ろいって、本当に美しい。


アジサイが咲く頃にこの辺りに現れるのが、ホタル。
毎年この頃になると、日が暮れてから散歩がてら探しに行く。

この辺りに流れている小さな川は、護岸工事がされていない。
中州に草が多い茂っているのも、良いらしい。


ふわりふわりとぼんやりと光るホタルは幻想的で、夕涼みにちょうど良い。
「ホタルが舞い始めた」という町内会報を見たその夜に、出掛けてみると・・・

例年は数匹だったけれど、今年は多目で20~30匹くらいだろうか。
小さな黄色い光が、暗闇の中をゆっくりと舞っていた。


自然と近所の人たちが集まって来ては「あ、光った」「見て、あそこ!」と教えられた方をみんなで向いては「わー!きれい」と声を揃える。

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宵闇写真館」さんより画像をお借りしました。



比べて見ないと大きいか小さいか分からないけれど、ゲンジボタルだろうか。
ゆっくりと点滅しているような気がするもんね。


ホタルは風のない蒸し暑い夜、20時くらいからが良く見えるらしい。
今年はあと何回見に行けるだろうか。

息子が大きくなった時にも、まだホタルが舞っているといいなあ。
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by skr201 | 2015-05-31 23:06 | その他 | Trackback | Comments(0)

迷った時には「わくわくする方」へ


子どもと生活していると、つくづく思う。
本当に毎日ものすごいスピードで、成長していること。

お腹の中では細胞分裂を繰り返して、生物の進化の過程をわずか40週間で駆け抜けてきた、それもすごいけれども。


産まれてきてからも、その成長は目覚ましい。

産まれて3か月で、体重が出生時の倍になる。
首が座り、寝返りをし、腹這い、ずり這い、お座り、ハイハイ、たっちと続き。

「~ができた」という愛おしい成長は、いつまでだって続くんだろう。
親として、そんな子どもの日々の成長を間近で見られることが、幸せなんだと思う。


うちの場合、パパがモルディブ暮らしなので、日本の私たちとは離れ離れ。
仕事の都合があり、まだしばらくは日本に来られない。

今はネットで色々とやり取りができ、毎日子どもの姿を見せることはできるけれども。


本当にそれで、いいのかな。
この子の毎日の成長を、自分の目で見なくていいんだろうか。
すごいスピードで成長する息子にたまに会って、大きくなった姿を見るだけ。

かといって首都ならともかく、衛生環境の整っていないあの島に、まだ小さい子どもを連れて行くのは、とっても不安。

病院だってないし、首都まで船で6時間なので、万が一の時には、日本なら助かる病気でも命を落とすことになるかもしれない。



そんなことを考えると、不安ばかりになるけれど。
パパにも見せてあげたい。親としての喜びを実感して欲しい。

島の子どもたちは、あんなに元気で楽しそうだったし。
うちの子は日本とモルディブのハイブリッドだから、きっと両国に適応できる遺伝子を持っていいるはず。



という訳で、とりあえずは今年の夏に、数週間滞在をして、状況を判断。
それで問題なさそうであれば、1歳の予防接種が済んだあたりで、暮らしてみよう。


パパのいる国で、パパのいる生活を。
モルディブ生活が、また始まることになるんだ。
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アジサイが咲き始める頃の、ちょっとした決心。

人生に迷った時には、いつだって「わくわくする方」を選ぶのが良い。
その方がきっと、道が続いて行くから。
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by skr201 | 2015-05-24 16:35 | 育児 | Trackback | Comments(2)

「お風呂でプレスイミング」


外国で子育て中の友だちが、LINEでお子さんの動画を見せてくれた。

どこかのプールで、首に浮き輪をつけて遊ぶ1歳になるお子さん。
キャーキャー言いながら、手や足をバタバタさせて、とっても楽しそう。


この浮き輪は「スイマーバ」と言うらしい。どこかで見たことあるなあ。
「これ、おすすめだよ」と言う友だちの言葉に、ネットで検索してみると・・・


スイマーバは「赤ちゃんが生まれて初めてエクササイズすることを目的に開発された、うきわ型スポーツ知育用具」で、羊水にいた頃の記憶を忘れないうちから水に浮かぶことにより、様々な発達を促すものであるらしい(公式HPより)。
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(画像はスイマーバの公式HPより)


ふうん。何だかおもしろそうだな。
対象年齢は、「うきわの上側にあごが乗るようになってから、生後18ヶ月かつ11kgまで」とあり、大丈夫そう。


最近寝返りを始めて腹ばいやずり這いを一人でするようにもなったけれど、まだ寝ていることが多くで運動不足だし。

重力を感じず自由に体を動かすことができる水中での運動は、この時期の子どもにとっては貴重な運動経験かも・・・と思い、さっそくネットで値段が安い店を探す。


定価3,000円に税込みで3,240円の店が大半のところ、2,000円の店を見つけた。
日本版ではなく輸入品なので説明書が英語らしいけれど、まあいいや。

翌日には現物が届いて(素晴らしい日本のサービス)、さっそくお風呂でやってみた。
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最初は恐る恐るだったけれど、そのうち慣れて、足を動かし始めた。
始めはそっと水やお風呂の底の感触を確かめているようだったけれど、そのうちに手も加えてバタバタと水しぶきをあげて楽しそう。

そのうち知ってか知らずか方向転換をして、おしりがプカリ・・・(笑)
笑顔やあくびが見えたりと、表情にも余裕が出て来た。
両手はと言うと、浮き輪を握ってしっかりとつかまっているね。


うんうん、体を動かすっておもしろいよね。
自分で体を動かしていることには、気づいていないのかもしれないけれど。

そのうちにハイハイができるようになったら、自分の行きたいところに行けるよ。
歩けるようになったら、もっと遠くまで、もっと速く行けるようになるね。

それまではこの浮き輪で、水中での動きを楽しもう。
お風呂がもっと大きかったらいいのにね・・・


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街にはバラの花が咲き始め、辺りをパッと華やかな雰囲気にしている。
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by skr201 | 2015-05-17 09:10 | 育児 | Trackback | Comments(0)

「爆買いモルディブ人」


日本に来ても、観光には一切興味のないオトーサン。

未だにスカイツリーにも東京タワーにも富士山にも、行ったことがない。
その存在すら、知らないかもしれない・・・

250m×500mという、とっても小さい島の出身なので、出歩くのが億劫。
遠出をするとか観光をするという習慣がないので、嫌らしい。


いつか一緒にスリランカに旅行に行った時にも、ただただホテルでのんびりしていた。
海が見えるベランダから海を眺めて、夕方になって涼しくなったら、ビーチを散歩。

そして、無理やり連れだして、近所で観光と買い物を少々。
私はスリランカ2回目だったから事なきを得たけれど、これが初めてだったらきっと、観光させろとケンカになっていただろう。


そんなオトーサンの日本での楽しみは、ただひとつ、お買い物。
中でも100均が大好き。

今回も100均で約3万円ほども買い物をした。
ビーチサンダルにキッチン用品に子どものおもちゃに釣り道具に日曜大工用品・・・


クラフトパンチャー(学校でデコレーションに使うらしい)や
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電池式キャンドル(経営しているゲストハウス用に。ビーチディナーでも消えない。)
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金銀銅メダル(スポンサーをするスポーツ大会での表彰式用に…笑?)
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それはもう、多種多様なものをたくさん・・・まさに爆買い!笑


100均ではついでに一番大きな段ボールをもらって、全て郵送する。
送料は高いけれど(今回は約1万5千円)、持って帰れないんだから仕方がない。
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(ただいま仕訳中の図)


他には、お土産用に、釣り竿と腕時計を数個ずつ。
そしてこれまたお土産用に、Tシャツを、なんと20数枚!

常夏のモルディブでは、お土産にはTシャツが喜ばれるんだけれど、前回来た時には冬だったので、あまり買えなかった。

今回は夏前ということもあり、Tシャツが売り出されるシーズンで、期待大。
友だちに相談すると、GUが安いよと教えてくれた。

言ってみるとちょうど、Tシャツのセール中。
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(画像はGUさんのホームページより)


1枚690円と、かなり安いのに、セール中で2枚で1,200円、5枚で1,500円。
なかなかのプライスに巡り合えて、オトーサンのテンションが上がり、あっという間に大量のTシャツをカゴに入れた。

この企画セールの他に、よく見ると他にもTシャツ390円のコーナーが。
そこでもTシャツを数枚ゲットして、お買い物は終了。


こうやって安いものを大量に買って、大量に消費して、すぐに捨てる。
感心されたもんじゃないけれど、確かに今の日本は何でも安い。

資源に乏しいモルディブは、食料品から日用品・衣料品まで何でも輸入に頼っているので、高くて質が悪い。

だから日本に行くとなれば、友だちや親戚から、色々と頼まれてしまうんだと。
家族や友人との絆が強くて、お土産を持ち帰らない訳にいかない。

そんな国なんだよね。


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オトーサンのお買い物の締め括りは、一週間早い母の日のケーキ。

今回もまた、色々とお世話になった母には、大きいケーキ。
出産して初めての母の日を迎える私には、小さいケーキ。


ケーキだって、1個で良いんだけどなあ。
物やお金を大事にすることも覚えて欲しいんだけれど、とりあえず、ありがとう。
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by skr201 | 2015-05-10 21:53 | モルディブ | Trackback | Comments(0)

「おいしそう」と「かわいそう」


日本語に興味がないらしい、オトーサン。
もう何回も日本に来ているのに、一向に上達しない。

ものすごい僻地(首都から船で6時間、人口700人、500m×250mの小さな島)に住んでいるが、リゾートホテルで働いていたので、英語とイタリア語はできる。

職場では話せる言語によって基本給が上がるので、がんばって覚えたらしい。
そのリゾート時代のお客さんと手を組んで、今は島に戻ってゲストハウスを経営するまでになった。


リゾートホテルでのお客さんは多くはイタリア人だったので、伊語を覚えた。
現在のお客さんはドイツを中心に各国なので、英語が必要。

そう、商売をするには、言葉が重要。
言語とお金が、結びついているのだ。


しかし日本語は、覚えても得にならない。お金にならない。
私とはディベヒ語(モルディブの現地語)でやりとりしているし、今のところ日本では商売をするつもりもないし。

日本語の本を買って、一度は覚えようとしたけれど、続かない。
私が日本語を話すのを聞いて、単語は少しずつ覚えてきたけれど・・・


私がよく使う、「おいしい」「かわいい」「暑い」「寒い」「お腹空いた」「つかれた」「すいません」「お願いします」などが、耳につくらしい。

特にお店で店員さんを呼ぶ時の「すいませーん」がお気に入りで、いつしか店員さんのことを「スイマセン」と呼ぶようになった。


あとは食事をする時の、食べる前の「おいしそう」と、食べている時の「おいしい」。
この違いは分かったようだけれども。

ある時「かわいい」ものを見て、「かわいそう」と言っていた。


ああ、確かに難しい。
「かわいいだろう」と思う時には、「かわいそう」とは言わないものね。
「かわいそう」だと、何か憐れんでいるように聞こえてしまう。

「かわいい」は「かわいそう」には、ならない。
この違いを説明するのは、難しいな・・・

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オトーサンは、藤の花が甘く香る頃に、モルディブに帰って行った。
次に会うのは、向こうでだね。


少しは日本語を覚えられるように、がんばって欲しいなあ・・・
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by skr201 | 2015-05-03 16:09 | モルディブ | Trackback | Comments(0)


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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