マーレに来て気が付いた。
階段を登れなくなっている!
そう、いま住んでいる島には2階建ての建物がなく、
(正確には2つあるのだけれど、行かないので)
あの島に住んでいる限り階段を登るという行為はしないのです。
日本に帰るころには、階段の登り方を忘れてしまうかもしれない!
夏休み恒例の富士登山はどうなるんだろう!
トレーニングを始めなければ。
脚力やお尻の筋肉を鍛えるには、どんな方法がいいのかしら?
誰かご存知の方は、教えてください。
ラマザン初日であったきのうは、静かに過ぎていった。
夜には大騒ぎするのかと思っていたけど、
閉店している所も多く、みなさん家で過ごされたよう。
ちなみにこっちの人たちは、
まず日の出前の4時くらいに食事をし、
その後お祈りをしたら少し寝て、12時、3時、6時のお祈りを済ませたら、
日没後に一斉に食事を始めるそう。
そしてまた、22時くらいに食事をして寝るのだという。
私たちは断食に参加する必要はないのだけれど、
日中は街を歩いていても水を飲むこともはばかられるし、
もちろんレストランで食事というのもできない。
つまり何か食べたいのなら、家に閉じこもって自炊するということになる。
このラマザンはひとつきの間続くので、
そのうち体験してみようと思ってます。
この辺でまた、第2回モルディブ講座にお付き合い下さい。
モルジブ事情② -トイレー
こちらの部屋には、どの部屋にもシャワールームがついている。
トイレとシャワー(もちろん水のみ)と洗面台がセットになっていて、
みなさんお祈りの前には体を清めているよう。
お祈りは1日に6回あって、毎回バンギというお経が町に流れる。
モルディブの地方島では、
飲料水は雨水(降った雨をタンクに貯めたものをそのまま飲む!でもおいしいのです)、
生活用水は井戸水を使っている。
井戸水は少し硫黄の匂いがするのだけれど、
割と豊富にあるらしい。
ここでもトイレには紙がなく、
トイレの横についている小さなシャワーを使う。
なのでこの島の人はトイレットペーパーを使わないのはもちろん、
ティッシュペーパーもあまり目にしない。
鼻をかむときには手で片方の鼻の穴を押さえて、
えいっと勢いよく吹き出している。
私もあちこち旅をしたけれど、
アジア、中東、アフリカなど、
世界にはトイレットペーパーを使わない国がたくさんある。
逆に言えば、トイレットペーパーを使うということは、
それを流せるだけの下水処理やその他もろもろのインフラ設備があり、
それを大量に輸入または生産するだけの資金や技術がある、
一部の豊かな国に限られたことなのだろう。
もし世界中の人々が一斉にトイレットペーパーを使い出したら、
世界中の森林資源は一気になくなってしまうという話を聞いたことがある。
これも贅沢のひとつなのかもしれない。
写真は我が家のトイレと、その横にあるウォシュレット?