最近は我が家も、教育テレビがついていることが多くなった。
朝晩2回のゴールデンタイムには、
「おかあさんといっしょ」+αの番組が繰り返し放映されている。
2歳児の集中できる時間は限られているけれど、
しばらくはテレビをじっと見ていてくれるので、
その間に他のことができてこちらも助かる。
子どもの興味を引く、映像や音楽がちりばめられた番組。
さすがNHKだな、いつもと感心するのは、こんな内容。
⓵「おかあさんといっしょ」
基本的には、昔と変わらない、王道路線。
「はみがき上手かな」「ぱじゃまでおじゃま」など、
母が子どもの頃に見た記憶のあるコーナーも健在で安定した印象。
体操コーナーのブンバボーンは、耳に残るフレーズがたくさん。
「アルパカパカパカちょっとオカピ」の所とか、
斬新な言葉選びが、なかなかおもしろい。
息子は「トンネルのぞいてみーたり」のポーズがお気に入りで、
足の間から顔を出して「おーい!」ってやってる。
世の中のお母さんたち、きっとけっこう踊れるだろうね(笑)・・・
⓶「いないいないばあっ!」
お姉さん役のゆきちゃんが、すんごいかわいい。
回りの小さな子どもたちとを見る目が、とっても優しいのよね♡
わんわんの中の人は、名作「たんけんぼくのまち」のチョーさんらしい。
wikipediaを見て、今知った、びっくり!
だからわんわんは絵が上手いのね~
③「みいつけた!」
スイちゃんも、すんごいかわいい。
サバンナ高橋がキャラクターの声やってたり、
最近ではトータス松本や森山直太朗が歌を歌ったりと、
有名どころを起用して遊んでいるのがすごい。
どうも耳に残るメロディーだと思ったら、
作曲が今を時めく星野源だった!
(クドカンが作詞なのは知ってたけどね)
④「にほんごであそぼ」
あの齋藤孝先生監修の、古き良き日本語を学ぶ番組。
これもみわサン(美輪明宏)、野村萬斎、
コニちゃんが出ていたりと、出演陣のバラエティーが豊富。
この番組の地方公演で歌われているらしい曲がふと、耳にとまった。
有島武郎の「小さき者へ」という短編小説の一説を、
歌にアレンジしたものらしい。
前途は遠い
然し恐れてはならぬ
恐れない者の前に 道は開ける
行け 勇んで
小さき者よ
小さき者よ
この歌詞の意味は子どもには分からないだろうけれど
こんな言葉を小さい頃から耳にしていて、
潜在意識の中に少しでも潜んでいたら。
子どもの人格形成やその後の人生にどんな影響を与えるんだろう。
やっぱりこんな、ちょっとかっこいい人間になるんだろうか…
子どもの言語環境について、ふと思った。
④番外編「デキナイヲデキルマン」
小学1年生向けの番組のキャラクターなんだけれど、
ちょっと濃すぎだよね!
妙に耳に残る、このテーマソング・・・
♪できない できない できない できない子いないか
できない できない できない できない子見つけた
♪できないことにきづけたら いつかできる ひゃっほ~
できる できる デキナイヲデキルマン!
(デキナイヲデキルマン?!)
オホホ!デキナイことがデキルようになるために
日夜見守っている私こそがデキナイヲデキルマン!
ああ、夢に出てきそう!