モルディブの人たちは、食事の後に、ピンロウヤシの実を乾燥させたものを食べる。
その実を大きなハサミで薄くスライスして、
葉っぱでくるっと巻いて、
白や赤茶色の粉をふりかけて、
くちゃくちゃと噛んでいる。
これはフォーといって、口臭消しになるらしい。
私はまだこの魅力はわからないのだけれど、
同じくこのビンロウを乾燥させて、細かくし、
甘く味付けした「SPARI」というものに最近ハマっている。
こちらは食べやすいので、若い女性や子どもが良く食べている。
(フォーは年配の人がよく食べている。)
初めて食べたときは木の枝を食べているみたいで、
おいしくも何ともなかったんだけれど、
語学研修の時に先生たちがよく食べていて、
自分たちが食べるたびに分けてくれるもんだから、
毎回一緒に食べているうちに、すっかり癖になってしまった。
島の売店では4個で1ルフィア(8円くらい)。
島では少しずつ買っていたのだけれど、
ここマーレではスーパーにたくさんあるので、
今日は50個入りの箱を買ってみた。
これでしばらく安心。
なんかこれって依存性があるのかな。
何だか体に悪そうな感じだけれど。