ちきゅう



66日目 「モルディブ学校事情」

ここ数日、首都にある事務所で過ごしている。
日本語が話せるのがうれしいのはもちろん、
ここには色々な人がやって来るからおもしろい。

首都隊員はもちろん、地方島隊員が上京してきたり、
OBやOG、その家族や友人知人、JICA関係者やゲストなど、
様々な人たちがやって来ては去っていく、交差点のよう。

また、キッチンがついているから、
スーパーで材料を買ってきて自炊もする。

おとといは日本のカレーライス、きのうはいなり寿司をつくった。
贅沢にも日本のお米を使って!!(ある所には売っている)

やっぱり日本食っておいしいなあ♪
私は何を食べても生きていけるタイプなので、
毎日モルディブ料理でも何の問題もないけれど、
でも日本食を食べると、日本人のDNAに染み渡る。
多種多様な食材を扱う日本料理ってすごい。

こっちでは、米と小麦粉と魚と唐辛子しか食べてないもんね。



モルジブ事情⑤ -KEYODHOOの学校ー

人口およそ700人のこの小さな島には、
1年生から10年生までの123人の子どもが通う学校ある。

教室が5つに、小さな図書室とパソコンルーム、職員室と事務室という構成。
教室の数が足りないので、午前中(6:45-11:35)は高学年、
午後(12:45:17:35)は低学年というように交代で使っている。

日本と同じように国語(ディベヒ語)や算数、理科、社会の授業はもちろん、
英語やイスラム教、環境教育、FISHERY SCIENCE(漁師の島ならでは!)、
経済、商業、簿記など、実にたくさんの教科を勉強している。
1ピリオド35分と短く、しかも教科担任制なので、
テンポ良く授業が回っていくという感じ。

先生たちは、半分が地元ケヨドゥーの先生、
そしてもう半分が南インドから派遣されている先生という具合なので、
職員室は、インドなまりの強い英語がとびかっている。
(英語はインドの先生から習うので、この島の子どもたちの英語もインド風)

私の日本語なまりの英語も聞き取りにくいらしく、
お互いに「えっ?、何?」を連発しながら、
何とか会話している毎日。

モルディブでは音楽や体育の指導法が確立されていないので、
これまでは授業もほとんどやっていなかった。
私の仕事は、子どもたちと一緒に体育や音楽を学んで、
そのおもしろさを伝えたり、
将来、体育や音楽を指導できるような子どもたちを育成すること。
一応先生方にも教科指導をすることになっているのだけれど、
そっちの方はまだ時間がかかりそう。

とりあえずは手始めに、
体育では折り返しリレーを、
音楽では歌とキーボードの指導を始めた。

どちらの授業も、まずは、
・静かに話を聴くこと
・質問や意見があれば手を挙げること
・整列や隊形移動
ということを子どもたちと約束したけれど、
これがとても難しい。

とにかくおしゃべりで動き回る。
約束は守らずに、自分のやりたいことばかり主張する。

しかも低学年ほど英語は通じない。
今月中には通訳をつけてもらえるよう交渉したけれど、
これもいつになることやら...

ラマザン期間中は、学校のある昼間が断食中なので、
活動量の多い授業はできなくなる。
しばらくはのんびりと過ごして、
ラマザン明けからは、
音楽ではキーボードやリコーダーを、
体育では縄跳びやボール投げを、
そして環境教育ではごみ拾いを、
順次導入していけたら良いなと、考えています。

画像は、
①学校の教室の様子。
壁や窓がなく、隣の教室とはパーテーションで区切られている。
②3年生の子どもたち。
この青い服は体操着(2006年導入)で、その普及に比例するように、
体育の授業の質も上がってきているという。

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by skr201 | 2009-08-26 04:25
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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