ちきゅう



80日目 「満月の夜の釣り」

7日の満月の夜、釣りに出掛けた。
勤務先の校長先生や地元の人たちに誘われ、
大きな黄色い月が空に昇り始めた頃、ドーに(漁船)でゆっくり海に出る。

夜の海もまたきれいで、昼間とはちがう美しさ。
月明かりが水面に一筋の帯をつくり、不思議なくらい明るい。
雲の切れ間から見える星たちと天の川、
小さくなっていく島の灯り、遠くに聞こえる波の音。
うーん、夜の釣りもいいねえ!

釣竿を使わないのがケヨドゥー流なのか、
油の入っていたポリタンクに釣り糸を巻き付けたものを手渡された。
(このタンクは本当に便利で、井戸から水を汲むのにも使う)
どうやらこれで釣るらしい!

ラインの先におもりとエサをつけて、海へポイッ。
釣りのことはよく分からないので、隣の人のまねをして、
糸を引いたり戻したりしながら、糸先の攻防戦を想像する。

ぎゅっと海の中へ引かれたら、最初に糸を強く引き戻し、
あとはをひたすら手繰り寄せる。
最初に来たのは...中くらいのギニマス(レッド・スナッパー)!
(こんな風に書いているけど、ほとんどおじさんにやってもらった)
ケヨドゥーでの最初の釣果に、楽しくなってきた。

他では大きなライ・マス(赤い魚でとてもおいいしい)やさよりなどが、
ちょこちょこ上がっている。

当たりを待っている間も、
波の音を聞きながら船に揺られて、潮風が心地いい。
船上に会話は少なく、みな糸の張り具合に集中している。

普段から夜は、家の中にいると暑いから、
ぶらぶらと港の辺りを歩いて、風にあたったりもするんだけど、
こうやって海の上で過ごすのも、なかなか気持ちがいいね。

私はこのあとギニ・マスを2匹、最後に大きな魚(名前忘れた)を釣って、
今日はここまで。ドーニは港へと戻る。

ドーニは舵が一番後ろについていて、それを脚で操作する。
つまり、体は前(進行方向)を向いているけど、
脚を後ろ側に上げて舵に乗せ、右に左に舵を切るということ。
みなさん器用に運転している。さすがは海の民、漁民の島。

画像は、
①一番手前が私が釣ったギニ・マス(赤い魚)
②これは漁船ではなく貨物船ドーニだけど、舵の様子がよくわかるのでご紹介。
 手前の青いしっぽのようなものが舵。これに脚を載せて操作するのです。

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by skr201 | 2009-09-09 13:41
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