島の人は、鳥をかわいがっている。
インコを肩に乗せて、散歩をしたり自転車に乗っていたりするのだ。
うちの学校の校長先生(マスター)も鳥が好きで、校庭にある大きな鳥小屋で、たくさんの鳥を飼っている。
もちろんお宅にも数種類の鳥がいて、そしてなんと、鳥と話せる!
先日マスター宅にお邪魔したときに、鳥と話しているところを目撃。
マスターが、オウムに人間の言葉を教えているのではなく、マスターの方が「鳥語」を話していた。
彼の呼びかけに、嬉しそうにこたえる鳥たち!
聞いているうちに、どちらがマスターの鳥まねで、どちらが本当の鳥たちのさえずりなのか、だんだんわからなくなってきたほど。
すごいね、ハミード先生。
マスターだけでなく、島の人たちは鳥を飼うのが好きで、飼育用に繁殖された鳥だけでなく、野生の鳩なんかも餌付けして、庭に鳥の巣を置いていたり、捕まえた鳥の脚に紐を付けて、止まり木に止まらせていたりする。
この国には家畜やペットがほとんどいない。
北の方には、ヤギがいるらしいけど、私はまだ見たことがない。
犬も禁止されているので、島には野良猫がちらほらいる程度。
だから身近な動物といえば、魚か鳥くらいで、庭に池を作って魚やカメを泳がせたり、鳥を飼ったりと、それくらい。
魚にしても鳥にしても、なかなか戯れるというわけにはいかないし。
あー、犬や猫と遊びたい!
画像は、鳥5連発!UPするのに何分かかるかな?
①鳥と遊ぶケヨドゥーのイケメン(ザッキーヤさんの末っ子)
②同じくザッキーヤさんの庭に住む「イルアフドゥ」
③教え子ムイドゥー(5年生)の家で飼っている「マードゥーニ」
④フェリドゥー島(近くにある環礁の首都)の鳥を繁殖させている家
⑤そこにいた鮮やかな色の鳥「グラー」