ちきゅう



205日目 「海を眺める、星を見上げる」

日中の陽射しはすごい。

白い砂が地面を覆うこの島では、下からの照り返しがきつく、
まさに上から下から照らされて、肌がジリジリと焦げる音が聞こえるよう。

でもそんな日は、海の色が美しい。

日陰のブランコに揺られて。
木の下のベッド(単なる板だけど)に横になって。

風に吹かれてのんびりと眺める海の色は本当にきれいで、
ずい分と幸せな気分にさせてもらえる。


夜、空に星が瞬く頃。
安心して外に出られる「優しい時間」。
(昼間うっかりと外に出て長居をするとヤケドする)

港に腰掛けて星を見上げる。
海に足を投げ出すと、足の裏に波の動きを感じる。

びっくりするくらい明るい、大きな流れ星。
大空を横切る天の川。
太古の昔から果てしなく続く、大宇宙のドラマ!

「次の流れ星を見たら帰ろうっと」
そう欲をかくと見られない。
肌にあたる風が、だんだんと冷たくなってくる。


きれいな海の色も、空を真っ赤に染める夕焼けも、満点の星空も、自分だけのもの!

この島の人は、ぼーっと景色を眺めたりしない。
彼らにとっては、この美しさも日常の風景であって、
取るに足らない当たり前のことなのかな。

たまにバングラディッシュ人が眺めている。
彼らはモルディブ全土に渡って、集団で出稼ぎに来ている。
モルディブ人が昼寝している横で、本当によく働く。

異国で暮らしていると感傷的になるのかも。
私たち仲間だね、ボンディ(バングラ語で“友だち”)!

でも最近、気配を感じる。
港で、ビーチで、海を眺めているとき。
誰かが側にいるような。
ふと横を見ると・・・

そこには、マーカナが!

マーカナとは日本で言う、「アオサギ」のことらしい。
大型の白い鳥。

そいつもいつも、1人で海を眺めている。
餌を探しているんだろうけど、遠くを眺める姿は、何かを考えているようで。

私たちはいつも、ある一定の距離を保ち、言葉も交わさず、目も合わさない。
「今日も来たね」って、物を言わぬ横顔がそう語っている。

そしてしばらくすると大海原へ羽ばたいていく。
飛ぶ姿も絵になるよねー、きみ。

明日もまた、ここでね。

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by skr201 | 2010-01-12 00:10 | モルディブ
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