ちきゅう



213日目 「FISHERY SCIENCE」

およそ1200の無人島と、200の有人島から成る、海洋国家モルディブ。
主要産業は水産業と観光業。

大きな海に小さな島が浮かんでいるわけだから、
島民の足となるのは船。

(飛行機なんて、よほどの遠距離の移動でなければ乗らないし、
 値段もそこそこするので、そう簡単に乗れるものではない。)

食肉用動物を飼うような土地もない。
食べさせる餌もない。
なので肉といえば、当然魚の肉。
海に出れば魚が捕れる。

そこで大切なのが、海を知ること。
魚について、船について、そして海について知る、
それがここでは、「生きていく」ということなのだろう。

モルディブの学校には、「FISHERY SCIENCE」という教科がある。
日本語にすると「水産科学」。
そう、海について学ぶ科目だ。
8年生以上が勉強するのだという。

教科書は、こんな感じ。
魚の種類や船の構造について説明している。

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そう、だからなのか、大抵の人は船の操縦ができる。
前にも紹介したみたいに、船の一番後ろにある舵に足をのせて、
右に左に動かすのだ。

それもいとも簡単に。

地図も無い海の上を。
どれも同じに見える島を抜けて。

そしてみんな魚がさばける。
港に上がった魚を、そこでそのままさばく。

ウロコをそこらじゅうに飛び散らして。
内臓や皮やひれや骨や、そんなのをポイポイと海に投げ捨てながら。

海の民モルディブの男たるや、海を知って一人前なのだ!

子どもはおやつがわりに、ヒキマス(乾燥させた魚)をかじる。
旨味が凝縮されていておいしい。
骨が丈夫になるだろうね。

そんな漁村の、漁民になるための勉強。
それが、「FISHERY SCIENCE」。

画像は、ヒキマスをつくっているところ。
後ろにあるバロー(手押し車)は、車のないのこ島の重要な運搬手段で、これで何もかも運ぶ。

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もちろんヒキマスも、これに載せて。
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by skr201 | 2010-01-20 00:10
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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