ちきゅう



362日目 「ラジブ・ローダ」

6月16日(水)は、「ラジブ・ローダ」と呼ばれる断食の日だった。
なぜか突然やって来た、1日かぎりの断食。

島の人が言うには、8月11日から始まるローダマス(断食月)に向けて、練習をする日なのだという。
強制的なものではなく、体調が良ければ参加すれば良いとのこと。

学校は時間割を変更して30分の短縮授業。
7:45に登校して特別なお祈りをした後、8時から授業の開始。
11:30に終了したらいったん家に帰り、12時にまた学校に集まってみんなでミスキーに礼拝に行く。

女の子はミスキーの中では、この「ドリ」と呼ばれる布を被り、髪の毛を隠す。
いつもはブルガを被らない小さな子どもたちも、被る。

白い布からまん丸の目がくりくりと輝いて、とってもかわゆい!
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男の子も、「ターキハー」と呼ばれる帽子で、同じように髪の毛を隠す。
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お祈りが終わったら学校に戻り、しばしグルアーン(聖典コーラン)を読む。
すべてアラビックで書いてあるので私には何もわからないけれど、1年生の子だって上手に読んでいる。
みんな、すごいね・・・感心、感心。
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18時過ぎの日没時のお祈りが始まるバンギ(ミスキーから流れるお祈りの文句)の合図で、断食が終了。
ようやく食べ物や飲み物を口にすることができる。
この日は学校で、ごちそうが振舞われた。

私は今回も不参加。
イスラム教徒じゃないし。
どう考えたって健康によくないし。

この前の健康診断で朝食を抜いただけでも、頭が痛くなるんだもの。
糖分が不足すると、すぐに頭が痛くなり、動けなくなる。
食事をすればすぐに直るんだけれども・・・

ローダ(断食)中は島の人に会うたびに、こう聞かれる。
「ローダしてる?」って。

私は正直に答える。
「してないよ。私、ムスリム(イスラム教徒)じゃないもの。」

するとみんな、ちょっと悲しそうな顔をする。

そう。断食をすることは、素晴らしい。
これができて一人前のイスラム教徒なのだ。
できないなんて小さな子どもくらいなもの。

子どもたちも、「オレはローダしてるよ!お前は?」なんて、得意気に話している。

今年もそんな時期がやって来る。
隊員の中には挑戦する人もいるけれど、私には無理!
毎日3食きちんと食べようっと。

*     *     *     *     *

今日の夕焼けはとてもきれいだった。
めずらしく水平線の上に雲がなく、ぽちゃんと水に浸かる瞬間が見えた。
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その後の空模様も、きれいなグラデーションで。
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こんな日は、すごく幸せな気分。
オレンジ色の空も、星空も、いつまでだって見ていたい。

明日はどんな空が見えるんだろう?
by skr201 | 2010-06-18 03:30
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