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ちきゅう



370日目 「Malcella」

先日ここでも紹介したイタリア人女性マルチェーラ。

2年前に近くのリゾートに来て、アイランドホッピングでわずか1,2時間ほど滞在したケヨドゥーに魅せられ、移住しようっていう女性。

今はビーチの目の前に家を建築中。
イスラム教徒になりたいと、コーランを勉強したり断食したりと、とても熱心。
母国イタリアでの仕事も辞め、単身ケヨドゥーにやって来た。

なんて情熱・行動力!
こんな彼女はおもしろい人生を送ってるに違いない。

ちょっと興味があるのだけれど、彼女が話すのは、伊・仏・アラビア語。
私が話せるのは日・英・ディベヒ語。
共通言語がひとつもない。

しかし私たちには共通点があった。
「先進国」と自負する国の人間が多少なりとももっているもの。

・・・それは、環境に対する意識。

例えば日本人ならば、ペットボトルを平気で路上には捨てない。
紙オムツを海に捨てには行かない。
そういうこと。

いつかバックパッカーのフランス人男性がこの島にやって来たことがあった。
ネットオークションで落札した往復30ドルくらいの超激安チケットでモルディブまで来て、マーレのジェティーからたまたまケヨドゥー行きの船に乗ったという、超ツワモノ。
(普通はこんな僻地に偶然たどり着くことはない)

彼や島人と釣りに行った日のこと。
タバコの吸殻を当然のように海に捨てる島人に彼は言った。
"Respect the Earth!"

とても印象に残るシーンだった。
そして思った。
ある一部の国々の人間が共有している意識があるってこと。

どうやってマルチェーラと意思疎通をはかろうか考えていたとき、ふとその日のことを思い出した。
そうだ、ビーチクリーニングに誘ってみようって。

1人だけれども、決してさみしそうではなく、自分の時間を楽しんでいるように見える彼女。
港で偶然見かけたときに、声を掛けてみた。
英語・ディベヒ語をめちゃくちゃに混ぜ、ついでに身振り手振りも加えて。

「いいよ」って即答の彼女。
「じゃあ、金曜日の5時に迎えに来るね」って別れた。

そして金曜日。
バローを貸すのを嫌がるバッパに、お茶をご馳走してご機嫌を伺い、許可を得る。

時間ぴったりに集合。
この辺がモルディブ人とはちがう。

特に交わす言葉は無い。
私がバローを押しながら歩く。
彼女が道すがらゴミを拾う。
そんな風にビーチヘ向かった。

途中で建築中の家も見せてもらって。

ビーチには波が運んできたたくさんのゴミ。
どうするかなって何気なく見ていると、紙オムツにも躊躇することなく拾ってる。
(島人は「きたない!」とか言って触らない)
さすがすごいです、マルチェーラさん(写真奥)!
f0204584_2251571.jpg

今日もバロー1台じゃ間に合わず、2往復したところで終了。
「あーつかれた」って彼女が、ディベヒ語で言った。
結構話せるようになったんだね。

それからホタでお茶をして、第1回目の日伊合同ビーチクリーニング(これにモルディブが入っていないのが不思議・・・)は終了。
第2回目にも、付き合ってくれるかな?
by skr201 | 2010-06-27 00:46
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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