4週間の語学研修を終えた、22年度3次隊の7人が帰って行った。
今回は大所帯だったので見送りにも大勢の人が来ていた。
4週間一緒に過ごした家族との別れに、涙する隊員の姿も。
このお別れのシーンを見ると、自分が帰るわけじゃないのにいつももらいを泣きしそうになる。
泣いている人を見ると、泣きそうになる。
というか、かなりの確率で泣いてしまう。
でもきっと、ひと月後に迫った自分の離島の時には泣かないんだろうな。
ちなみにモルディブ人は、別れの時に泣かない。
泣くのはいつも、日本人。
お別れにしんみりしちゃうのも国民性なんだろうね。
さて、今回も新隊員の皆さんには大変お世話になった。
みなさん学校関係者ということだったので、これ幸いとお手伝いしてもらうことに。
隣の島でのワークショップにも、御同行を願い。
体育や音楽の授業でも、お手伝いをしてもらった。
(後ろでブルガを被ってキーボードを弾いているのが、音楽隊員のSさん)
夕暮れ時にはビーチでウクレレとピアニカのセッション。
夜はバドミントンで日印対決。
そして休みの日には、シュノーケリングへ。
どれにもこれにも思いっきり付き合ってくれたみなさん、本当にどうもありがとう。
特にセッションできたのは、すごく楽しかったよ。
やっぱり一人ひとりが持つものを持ち寄って、ひとつものを創り上げるのっておもしろい。
出来上がって行く過程が、すごく創造的でドキドキする。
こうやって仲間で、チームを組んで活動ができればいいのに。
こんな遊んでばかりの私に、新卒の新隊員がひとこと。
「失礼ですが杏子さんは、何歳なんですか?」
「先日32歳になりましたけど・・・」
「はあ、そうですか。お元気ですねえ・・・。ぼく、負けそうです」
私も若い子に体力を心配される歳になったのねって、ショック。
はい、健康管理に気を付けて、残りの任期を全うできるようにがんばります・・・
授業中に通りすがりのワタナベ(本名Ibbe)の自慢の新居に、お邪魔したこともあったね。
みんなが勉強している間は、Eva(語学講師の娘、4歳)が私の遊び相手。
22-3のみなさんお疲れ様でした。
そしてこれからのモルディブ隊を、どうぞよろしくお願いします。