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ちきゅう



620日目 「いつもが終わるとき」


島中が家族のこの島。
どこの家だって出入り自由。そこで何を食べたって自由。

だから私の部屋も、島民出入り自由。
毎日誰かしらが遊びに来る。

今日やってまず来たのは、2年生のHaishamとRafhaanのコンビ。

Haishamの手にはお土産が。
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「それ何?」
「Airtel!」

Airtelって言うのは、インドの通信会社。
そこのアンテナをつくったらしい。
なんてかわいいのかしら!!

勝手知ったる私の部屋でヨガマットを敷き、いつものようにブリッジをするRafhaan。
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ずいぶんうまくなったよねえ。
最近は片手を放してかっこつけるのがお気に入り。
彼はクラスで唯一、1年生の時から開脚前転ができた芸達者。

1年生のShailaだって、補助倒立ができるようになったね。
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突如ブリッジ大会が始まった。
Keyodhooのブリッジブームは、まだまだ続く。
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2年生のEmanは、「千の風になって」が歌える。

私がウクレレを弾いて歌うのを聞いて、耳で覚えた。
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それを今日はムービーに録画。
日本に帰ったら、これを見て泣いちゃうかもね。

彼女が手に持っているのは、ラクダの「サクラダ」。
名付け親の彼女に、プレゼントした。
かわいがってあげてね。

各週の木曜日には、近くのリゾートのイタリア人ゲストがIsland hoppingにやって来る。
そんなのを見るのも今日で最後だから、お土産屋通りを歩いてみる。

いつもは閉まっているお土産屋さんも、この時ばかりはOPEN。
島のおじさん・おばさんたちが伊語でゲストと話す姿には、何回見ても違和感を覚えるなあ・・・

そして今日思った。
イタリア人の子どもと見比べても、モルディブ人の子どもは美しい。
いや、うちの島の子は美しい。
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この褐色の肌が、きれいだよね。

お店の前を通るたびに、みんながhadhiya(プレゼント)をくれる。
「もうすぐ帰るんでしょ・・・店の物、何でも好きなものを持って行きなよ!」って。

そうか、私は帰るのか・・・
まったく実感がわかないけれど。

もうすぐみんなに会えなくなっちゃうんだよね・・・いつも近くにいるみんなに。
この島での毎日が、「日常」ではなくなる。

そんなことはまだ、想像もできないよ。
by skr201 | 2011-03-04 03:25
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-

by skr201
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