サルスベリの木に、ピンク色のきれいな花が咲き始めた7月のある日。
かおりんと約2年ぶりに再会。
桜木町の駅に、あの頃と同じ大きなリュックを背負った彼女が立っていた。
2年間のオーストラリア修行から、先月帰ってきたと言う。
(リュックを背負っていたのは仕事帰りだからで、オーストラリア帰りではない)
たしか「英語を勉強したいー!」ってことで、1年の予定だった向こうでの生活。
でもやっぱり楽しすぎて、気がついたら2年間経っていたらしい。
以前いっしょに仕事をしていた彼女。
あの頃はなんだか妙に、おもしろかったよね。
とってもcuteで。
とことん優しくて。
ちっとも気取らないで自分をさらけ出せる人。
でも意外とガンコなので、納得しないと動かない。
そしていったん寝ちゃうとなかなか死んだように起きない、動かない。
例えるなら、旅先で出会いそうな人。
オーストラリアだったらByron Bayあたりの宿で、surfingしながらヘルパーしていそうな感じ。
あ、協力隊の隊員にもいそうな感じだね。
まあとにかく、日本で、しかも職場で出会えてなんて、ちょっとした奇跡だと思う。
あんなおもしろい(興味深い)人、なかなかいないもの。
富士山には2回も付き合ってくれたねえ。
運動会の学年ダンスでは、当日の子どもたちの演技に感動して、王冠をつけたまま泣いたっけ。
「旅に出たい」という海外旅行初心者の彼女を、モロッコまで連れて行ったこともあった。
現地の人たちにちょっかい出したり出されたり・・・
そんなめちゃくちゃな私流の旅に、何の警戒心もなくよく着いて来たよねえ。
(結局あの時も、向こうで知り合った人の家に泊まるという無茶をする羽目になった)
あれから職場も変わって生活する国も変わって。
気が付けばもう、お互い三十路ですが。
(モロッコはカサブランカのハッサン2世モスク前にて)
いつまでも変わらない、大切な友人のひとり。
今回もたくさんの元気をもらったよ。どうもありがとう!