ちきゅう



「モルディブについて語る」


1年9ヶ月間の活動を終了してモルディブを発ったのは、3月20日の夜。
だからまだ、わずか5カ月。
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だけれどもやっぱり、行ってしまった。
だってみんなに会いたいし、リゾートだって行きたいし・・・

首都マーレでは、友だちの家を挨拶回り。
インドにタイに中華に・・・おいしいものをたくさん食べたね。
(Thai料理店Don Manikは、かなり美味しいということがタイに行ってわかった。
特にトムヤンクンは絶品で、手が込んでいて洗練された味といったところかな)

憧れのリゾートでは、もう隊員ではないゲスト気分を満喫。
水上コテージにプールにスパにお洒落なサービスに・・・
年に一回は来て、こんな極上気分を味わいたいもんだ。
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そしてそして、一番のお目当ては。
なんだかんだ言っても、かつての任地Keyodhoo。

横浜育ちで未だに実家暮らしの私には、田舎がない。
だからあそこが、田舎というか。
毎年お盆のころには、帰って来たいなあって思う。
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わずか数カ月の間にちょっぴり大人っぽくなって、恥ずかしそうな顔を見せる子どもたち。
いつものようにきれいな空と海。じりじりと肌を焼く眩しい陽射し。
ちょっとゴミが減ってきれいになったような気がする、港や路地。

そして。
いつだって笑顔で迎えてくれる、島の人たち。
当たり前のように部屋を準備して、食事をつくってくれる。
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「客人をもてなす」ことが世界共通であることを、肌で感じた20代。
地球のどこでだって見ず知らずの私に、お茶や食事を出してくれた人がたくさんいた。

でもこの島で感じたのは、ただ一度「行く」だけじゃない「戻る」場所があるってこと。
「何度だっておいでよ」って、迎えてくれる人たちがいるってこと。

「ウチでご飯を食べて行きなさい」って誘われて、毎晩5軒ハシゴした(ラマダンで日中は断食中)。
「なんでウチに来ないのよ!?」「私にはおみやげないの!?」って、散々文句も言われたけれど。

また会いたいから、また会いに行ってもいいかな。

ゴミのポイ捨ては減っているかな。
珊瑚や魚のポイントは、まだきれいなままだろうか。
Sun setだってmoon riseだって、ビーチでのんびりと眺めたいし。
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そして何よりも、きみたちが大きくなるのを、いつまでだって見届けていたいから。


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島でレジャーと言えば、ピクニック。
今回もMarioに船を出してもらい、3つ向こうの島Hulhidhooへ。
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船の運転ができて、魚が釣れてさばけてカーシの皮で焼ける。
ヤシの木に登ってクルンバ(ヤシの実ジュース)を取ってくれる。
フェン・ゴラー(ツブ貝のようなもの)だって捕って焼いてくれたしね。
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島ではこんなスキルが何よりも役に立つ。
収入なんていくらもないはずなのに「持って行きなよ」って新品のフィンをくれた。

いつもいつもどうもありがとう。


海の中はいつだって青く深く静か。
水面の波の動きを真横や下から眺めながら泳ぐのって、本当に気持ちがいい。

魚になったつもりで、しっぽ(ないけれど)を上下させて泳ぐと速い。
脚を横に開いたり閉じたりすると、魚もびっくりしないので接近できる。
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色とりどりの魚や海の生き物。
どこまでも続く、鮮やかなブルー。水の中まで届く光の帯。
ひんやりと冷たい水の感触。耳をツンとさせる水圧。
あぶくの音やカチカチと餌をつつく音、たまに聞こえるエンジンの音。

地上にない色や感触がいっぱいで。
地上に溢れる音や情報がない、そんな海の中の世界。

自分が何千何万といる多種多様な生物の中の、たったひとつに過ぎないことを実感する。
ちょっと油断して波にのまれれば終わり、そんな世界で。

生きてるんだなあって思い知る。


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モルディブ全土に渡って見かける、外国人労働者。

教員や医師などにはインド人やスリランカ人。
工事現場やガードマンなどの肉体労働にはバングラディシュ人。

地方の島では、地元の人と仲良くする姿も見かけるけれど。
首都マーレではやっぱり、モルディブ人との間に大きな隔たりを感じる。

私たちのオフィスのガードマンであるバングラディシュ人のジョシム。
24時間を二人体制で勤めているので、それはそれは大変な勤務体制。

つい先日も相方が病気だとかで、超・超過勤務をやらされていた。

だからと言って文句を言う訳でもなく。
ただひたすら、毎日がんばって働いている。

国に帰れるのは来年の12月だという。
それまで数年間、休みもなく働いて、毎月故郷の家族に送金をする。
もちろん一度だって国には帰れない。

自分の非番の時間だって、近所のモスクにお祈りに来る。
一体いつどうやって休憩しているんだろう。

そんなジョシムに「写真を撮ろう」と言ったら、恥ずかしがりながらカメラに向かってくれた。
どうか身体には気を付けてね。
そして仕事を全うしたら、無事に故郷に帰ってね。
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親孝行な息子の帰りを、家族のみなさんはどんなに喜ぶんだろう。
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by skr201 | 2011-08-22 18:53
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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