ちきゅう



「生きる」


谷川俊太郎さんの代表作の一つである、「生きる」。
つい最近の新聞に、とある学校の広告として一面を使って掲載されていた。

今や光村図書の6年生の教科書にも載っている有名な詩だけれども、改めて眺めてみる。


「生きる」  谷川俊太郎

生きているということ いま生きているということ
それはのどがかわくということ 木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ いま生きているということ
それはミニスカート それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス それはピカソ
それはアルプス すべての美しいものに出会うということ

そして かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ いま生きているということ
泣けるということ 笑えるということ
怒れるということ 自由ということ

生きているということ いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ いま生きてるということ
鳥ははばたくということ 海はとどろくということ
かたつむりははうということ 人は愛するということ

あなたの手のぬくみ いのちということ



古今東西の昔から、人間は「なぜ生きるんだろう」なんて、考えてきたのかもしれない。
そんな壮大な問いには、もちろん簡単な答えなどなく。

ただ、そこにはありふれた日常があり。
その中から何かを感じることが、「生きる」ということなのかも知れない。

明日もまた朝が来るという希望。
毎日が過ぎ行き、いつの間にか季節がめぐること。

お腹が空く。のどが渇く。「生」への渇望。
うれしい、楽しい、怖い、悲しい、悔しい、腹立たしい・・・沸き起こる感情。

何かを「欲しい」と思う。
そしてそれを手に入れることのできる、自由。

何かを「好きだ」と思う。
そんな「好き」に触れて、心が満たされる喜び。

脆くも力強い、あたたかい命・・・


生きるってそんなことなんだろうか。


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知り合いの知り合いのfbから、勝手に引用した写真・・・だって素敵なんだもん。
今度謝りに行きますのでご勘弁を。
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by skr201 | 2011-09-20 09:45
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モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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