ちきゅう



「ツは難しい」


11月16日に日本でnew albumが発売となった、大御所ベン・E.キング。
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この『Dear Japan, 上を向いて歩こう』は、その名の通り東日本大震災の復興支援という意味合いで作られたという。

「上を向いて歩こう」のみならず、自身の代表曲「スタンド・バイ・ミー」も、日本語でセルフ・カバーしているのだとか。

この「上を向いて歩こう」が、ある日ラジオから流れてきた。
"omoidasu- na-tuno hi- hito-ri bocchino yoru-"

ここで耳が止まった。
「夏」のところを、natsu(ナツ)ではなく、natu(ナトゥ)と発音している。
・・・これは気になる。

どうも日本語の「ツ」は、外国人には発音しにくいらしい。
モルディブにいた頃、同期にマツダさんがいた話。

名前を書くときにはいつも、"Matsuda"と表記していたが、モルディブ人にはいつも、「マチュダ」と発音されていた。

なんだかそれが妙におもしろくて、あちこちで試してみたけれど、みんな「マチュダ」。
母国語によって発音しにくい音ってあるものね。

日本人ではRとLの違いとか。WとかFも難しいね。
ディベヒ語(モルディブの公用語)にあったLとLH、DとDH、TとTHの違いも難しかったな・・・

だからかな、自動車メーカーもmazdaだもんね(あれは文字数の問題か?)。
「マチュダ」じゃちょっと、かわいすぎる。


もう一方"stand by me"と言えば、思い出すことがある。
この名曲は私も好きで、聞くたびにあの映画のように冒険に出たくなっちゃう。

2000年に船で地球を一周していた頃。
その船のクルーは、ほとんどがウクライナ人やロシア人だった。

一応クルーズ船だったので、レストランやバーやプール、ジム、映画館などの施設が揃っていて、数人のバンドマンも同乗していた。

ある日プールサイドでそんなバンドマンたちが、「何かリクエストある?」と、聞いてきた。
私は迷わず、「stand by me!」と答えたが、なんと知らないのだという。

考えてみれば当時はソ連崩壊からわずか10年。
クルーたちは何とか英語を使っていたけれども、冷戦時代は当然禁止されていたであろう英語や欧米文化が浸透するには、まだまだ時間がかかったんだろう・・・

そんな世界の歴史を肌で感じた瞬間だった。
あの頃からだな、世界を自分の目で見てみたいと思い始めたのは。

stand by meを聞くと思い出す、こんなエピソード。

ところであのバンドは、何か演奏できたんだろう・・・
ロシア民謡かな?トロイカ?
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by skr201 | 2011-11-21 21:46
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