4月10日火曜日。
翌日の雨で桜が散ってしまうだろうと言うので、あちこちへ写真撮影へ。
いつもよりちょっと早起きして、近所のお寺へ。
朝の空気は清々しくて、静かで、なんて平和なんだろう。
聞こえるのは、早朝から修行をするお坊さんのお経を読む声だけ。
職場近くの川沿いには、桜並木が続く。
桜のアーチを見上げながら、その下をゆっくり歩くのは、なんとも幸せな気分。
みんな水面に向かって枝を垂れているのが、なんだかとってもかわいい。
学校ではベニシダレの濃いピンクと、ソメイヨシノの淡いピンクと、新緑の緑が競演。
朝のお寺に夜にもう一度。
ライトアップされてまた違う雰囲気に。
ほんの数日前は「まだ」だったのに。
雨の後には緑の葉が顔を出し、「もう」になってしまったソメイヨシノ。
いまがまさに「満開」という状態は、わずか1,2日のこと。
花の命は本当に、みじかい。
だからこんなにも、みんなに愛されるんだろう。