9月24日の「モルィデブ缶詰ナイト」で、モルディブ大使にココナッツをもらった。
(9月25日 「モルディブ缶詰ナイト」 http://skr201.exblog.jp/18003958/)
モルディブの人々にとって、最も身近な食材であり生活必需品であるココナッツ。
果汁を飲み、果実を料理に使い、そして皮は燃料に、葉は屋根に・・・と捨てるところがない。
(2009年9月30日 「101日目 ココナッツの底力」 http://skr201.exblog.jp/12031662/)
成長段階によっていくつも呼び名が変わることも、親しまれている証拠。
先日もらったココナッツは、見た目は「カーシ」(固形のシャキシャキしたもの)だった。
すっかり食べる気でいたのに、振るとチャポンと「クルンバ」(液体状)の音がする。
学校に持って行って、子どもたちに触らせる。
「これ、なーんだ?」とクイズを出す(意外にも3人目で正解が出た)。
「最初はジュースなんだけど、そのうちプルプルになって、最後には固まるんだよ」と話すと、みんな興味津々。ならば固まるまで待ってみようということになった。
あれから約ひとつき。
ようやく水分の音がしなくなった。
みんな毎日振って耳元で音を確認するもんだから、固るものも固まらないんじゃ・・・って心配したけれども、自然とはやはり、時期を迎えると生長するもんだね。
さあ次は、どうやってこの硬い皮を割ろうかな。
日本にはそんな道具もないけれど、どうやら金づちで割れるらしい。
めでたく割れたら、みんなでポリポリ食べよう。
日本ではなかなか食べられない生ココナッツ、こってり南国の味がして、おいしいよ。
こういう授業は、やってる方もわくわくする、楽しいもの。
こんなこと、日本でやっている先生、いないだろうからね。