横浜に帰って来て、日本の四季の移ろいの美しさに改めて気が付き。
12月になってからは、秋から冬へ移り変わる景色にも、うっとりの毎日。
沖縄も寒くはなるけれど、街路樹が色づいたり、秋の実が取れる訳ではない。
だから去年担当していた2年生では、生活科の秋の学習がなかなか大変だった。
松ぼっくりはかろうじてゲットしたけれども、どんぐりが落ちていない。
そこで実家にSOSを出して、どんぐりをたんまり送ってもらったりもした。
そんなことがあったので今年は、どんぐりが落ちているのがうれしくて。
拾い集めてはリースを作ったり、トトロの絵を描いたりして楽しんでいた。
そんな時に耳にした。
「どんぐりカフェ」なるものが、あるんだって!
同じくどんぐりにハマっている友だちに声を掛けて、訪れたのが、「
レ・ドア」。
(お店の名前は、赤いドア=red doorから作った造語だそう)
以前はクリスマス亭という、洋館のレストランだったこともあり、店内は大きなツリーや暖炉(目に暖かいタイプ)など、クリスマスムード満点。
最初に出してくれたどんぐり茶が、とても香ばしくて、期待が高まる。
カフェインフリーだというので、妊娠中でも安心して飲める。
メニューはパスタを中心に、ピザやオムライスカレーなど、サラダと飲み物がついて、999円(営業時間は平日の11:30から15:00)。
私はエリンギのアラビアータ(なかなかの辛口)を頼んだ。
ここで写真を撮ろうと思ってポケットに入れて来た、2ひきのトトロも一緒に。
後ろに見えている大きなどんぐりは、「さんぽ」の曲のオルゴール。
パスタは生パスタで、もちもちしていて、おいしい。
この麺は販売もしていて、ラーメン・そば・パスタ…どんな風にも調理できるそう。
私は今回初めてどんぐりを食べたけれど、小学校の生活科の時間には、どんぐりを粉にして生地に練り込んでクッキーを作ったりすることもある。
ここのお店でも、食後のコーヒーと一緒に、小さなどんぐり煎餅を試食させてくれたけれど、香ばしくて美味しかったので、帰りに購入。
店頭ではお煎餅、クッキー、ドーナツ、麺などが販売されている。
さて、どんぐりには、どんな栄養があるのかなというと・・・
テーブルに置いてあった栄養成分表によると、主な成分は炭水化物。
ビタミン・ミネラルも豊富で、特にカルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれていて
栄養価が高く、女子にはうれしい。
縄文時代や飢饉や太平洋戦争直後の食糧難時代にも、よく利用されていたとか。
そんなこんなで、どんぐりの魅力を再発見したランチタイムだった。
帰り際にシェフ(おそらく)の方が、「どんぐりってかわいいよね」と、笑顔でひと言。
はい、私もそう思います!