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ちきゅう



2010年 03月 09日 ( 1 )


261日目 「バンブケヨ」

モルディブはどこの島にも、「バンブケヨ」という木がある。
英語名は、「bread tree」というらしい。
辞書で調べると、難しいことがたくさん書いてあるけど、要は、

①高さが約10mにもなる大きな常緑樹。横幅もすごく大きい!
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②葉は掌のような形でこれもまたすごく大きい
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③黄緑色で楕円形、表面に突起のある実ができる
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・・・という木で、ケヨドゥーにもいくつかある。
(この島は果物も野菜もほとんどとれない、草木がものすごく少ない島。
なのに最近また木をガンガン切り倒している。緑が減ったら島が枯れちゃうのに・・・)

大きな木だから、その実もかなり大きい。
日本の野菜で言うと、形は違うけれど、カボチャくらいはある。

そんな大きな重たい実が、通り道にぶら下がっている。
当然落ちても来るわけで、時々道の真ん中にバンブケヨ様が横たわっている。
もしこれが頭の上に落ちたら・・・と考えると怖いけど、この国に「万が一に備える」という考え方は存在しない。

椰子の実だって、椰子の葉だって同じ。
何の前触れもなく突然落ちてくるけど、その下で体育をやる先生がいる。
椰子の実の落ちるスピードってすごいのに。重たいし。

バンブケヨの話に戻ると、この実は「澱粉が多くサツマイモ状」(広辞苑より)。
これをスライスして揚げたり、リハ(カレー)の中に入れてたり、ご飯と一緒に炊いたりして食べる。

カレーに入れると、サツマイモというよりも里芋のような「ぬめり感」が出るので、私はあまり好きではない。
ご飯に入れたらちょっと豪華な感じ。
そして、野菜チップスのように揚げると、とてもおいしい!
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味に特徴があるわけでもないけど、噛むとほのかな甘味が出てくる。
そしてこのパリパリ感がいい。
砂糖をかけて甘くしてもまた、おいしいし。
ちょっと分厚く切った揚げたてのものは、フカフカしてて、こりゃまたおいしい!

この前もバッパが大量によその島から買って来て、マンマたちがせっせとチップスにする。

これ、大きいから皮を剥くのもスライスするのも一苦労。
近所の人たちを呼んで、みんなでおしゃべりしながら数時間かけて切っていた。
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こっちの包丁は、日本のように「出刃」ではない。
普通のナイフ。これをみんな器用に使う。
缶も開けるし、足のマメも取ってるし・・・

まな板を使うのも、魚を切るときだけ。
小さなナイフで、指と掌だけを使って、本当に上手に切る。

日本は基本的にまな板の上に切るものを載せたら、「上から下へ」力を加えるけれど、モルディブは、左手で握ったら右手の包丁を「手前に」動かして切る。
そしてその包丁を、親指の腹で止める。
タマネギのみじん切りだってこれでできちゃうんだからすごい。
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なんで親指切れないの?どうなってるの?って不思議。
(たまに切れるらしいけど)

ちなみにこの画像の親指の包帯は、ドアに挟んで怪我をしたからだそう。
by skr201 | 2010-03-09 00:37


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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