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ちきゅう



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日本帰国3日目 「愛媛」

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今日は愛媛にやって来た。
87歳になる祖母が入院していて、そのお見舞いに来たのだ。

飛行機で松山に到着。
今日の松山は最高気温が27.5度という夏日。

着ていたコートを脱いでもまだ暑い。
長袖を腕まくりして歩いても汗ばむ。

ということは、もしかして…

期待に胸を膨らませ、路面電車が走る街をバスの窓から眺める。

すると…
あった!!!

松山城のお堀に。
そして公園に。

ほころび始めた桜のつぼみ。
いくつかの木は、花が咲き始めている。

帰国している間に咲いていたらな…と思っていたけど。
本当に見られるなんて!


繰り返される自然のサイクル。
四季のうつろい。

寒く厳しく冬の後には、必ず春がやって来るんだ。

そんな桜の木の下でひと休み。
今日は公園日和だね。

その後には道後温泉に浸かり、祖母がいる新居浜に帰って来た。

画像はさくらの花、道後温泉、道後温泉二階の休憩所、久々のスタバ。
by skr201 | 2010-03-20 21:19 | モルディブ

日本帰国2日目 「卒業式」

今日は前任校の卒業式に参列させてもらった。

6年間の成長を振り返り、門出を祝う日。
こういう類の式は、まさに日本独特のものであろう。

もちろんモルディブにはない。
最後日には、成績表を渡して、「はい、さようならー!」と、何ともあっさり。
礼に始まり、礼に終わる、厳粛な式。
よびかけや証書の授与では、子どもたちの声が誇らしげに響く。

グラウンドピアノの美しい音色。
そして、卒業生の、在校生の、職員の歌声が人々の心を揺さぶる。

やっぱり音楽っていいな。
理屈抜きに心に響いてくるものがある。
そんなものが、よりいっそう涙腺を刺激していた。

今年12月の日本・モルディブ祭りでは、合唱に挑戦したい!

人間の声がもつパワーを。
それが重なったときに生まれる感動を。
そして本物のピアノの音を。
モルディブのみんなにも体験してほしい。

人生の節目の儀式っていいな。
自分の成長を振り返ったり、他人の成長を祝ったり。
素敵な式に参加させてもらった。

夜は6年生の先生を囲む会。
卒業生について、みんな熱っぽく語る。

こんなにも子どもたちを愛し、気遣い、全力で受け止める先生たち。

日本の先生たちが、とても眩しく見えた。
by skr201 | 2010-03-19 17:55

日本帰国1日目 「雨の成田」

日本に着いた。

去年の6月以来、9ヶ月ぶり。
でも、「久々」という感じはしないな。
いつもと同じ日本がそこにある。

きれいで。
秩序があって。
静か。
そして人工的。

たくさんの人がいるのにみんな知らない人ばかり。
だからあいさつはしない。
あまり人の顔をまじまじと見るのは、失礼なんだね、きっと。

みんな黒っぽい服を着ている。
眼鏡の人も多い。
電車内ではケータイをいじる。
スーツケースはシルバーが多い。

モルディブはいま17時だな。
日差しがようやく穏やかになる頃。

島ではマンマたちは港でおしゃべり。
子どもたちも港で遊ぶ。

男の子たちはサッカー。
おじさんたちは釣り。

もう2日も見てないな、ケヨドゥーの夕焼け。
今日はどんな色で、形で、そしてどんな余韻を残して沈んだんだろう?

そして月は、どんな形かな?


雨の成田は寒い。
8℃だって。
ホステル(隊員宿舎)でパーカーとストール借りてきて良かった!
by skr201 | 2010-03-18 21:30 | モルディブ

日本帰国半日目 「シンガポール」

シンガポールに着いた。

モルディブ時間午前3時分45分。
現地時間午前6時45分。
日本との時差も1時間になり、ぐっと東に来た感じがする。

久しぶりの飛行機に、久しぶり冷房。
もともとどちらも苦手だから、4時間程度のフライトだけどキツかった…

ブランケットを2枚使い。
首に巻き、膝にかけ…それでも寒い!
こんなんじゃ日本の寒さが思いやられるな。

シンガポール空港には、ひまわりガーデンがある。
ここも常夏だから、ひまわりがいつだって咲いている。
シンガポールに立ち寄るときには、この景色を眺めることにしていて。

今回はひまわりの他に、サボテンと蝶々のガーデンもオープンしているらしい。
ターミナル1にサボテン、2にひまわり、3に蝶々。
かなり広いシンガポール空港。
モルディブの首都マーレより広いかも。

ボーディングまで一時間半。
各ターミナルを結ぶシャトルはある。

行けるでしょ!

しかし。

サボテンガーデンがわからない!

空港職員に聞く。
みんな知らないのに適当に答える。

で、たどり着かない。

結論:シンガポール人もなかなかだ。

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たどりついたバタフライ・ガーデン。

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たどりついたヒマワリ・ダーデン。

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シンガのスタバには、やっぱりマーライオンが。
by skr201 | 2010-03-18 10:14

269日目 「元気のもと」

いつも私に元気をくれる、島のみんな。
何だかんだあるけれど、あったかい人たち。

カメラが壊れたのをきっかけに、ケータイで写真を撮るようになった。

一眼レフは、「今日は撮るぞ!」って時にしか持ち歩かないけど(重いから)、ケータイって小さいからポケットに入る。
だから、毎日いつでもシャッターチャンス!

授業中にもパチリ。
話の途中でパチリ。

低い画素数。
シャッターを押してから撮影できるまでの、ビミョーな「間」。

おかげでまったく良い写真は撮れないけど。
シャッターチャンスばかりは増えたので。
ここ数週間で、たくさんのスナップが撮れた。

そんなものをご紹介。
知った顔がある人も、そうでない人も、お付き合い下さいな。

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1. 私を小学生の子どものように扱うバッパ。漁師。
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2. ココナッツを削るマンマ。リゾートで掃除のバイトをしている。
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3. 近所のお姉さんたち。オーラが違う!
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4. 6年生のハンマドゥ。大音量で音楽を聴いてご機嫌!
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5. 同じく6年生のムイドゥ。演奏の仕方なんてわからないけど、楽しけりゃいいのだ!
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6. 最近島に登場したバイクで遊ぶマニックとナージム。いつもお世話になってます。ありがとう。
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7.8. 1年生のラフハーンと2年生のシャフドゥー。私の部屋に上がり込み、突然のブリッジ披露!
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9. 4歳の誕生日を迎えたシフコ。おめかししてお菓子を配るのがモルディブ流。食べたゴミをその辺に捨てちゃうのもモルディブ流。
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10. 私の顔を見るたびにご飯に誘ってくれるラシーダ。
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11. 揚げ物をするラシーダのマンマ。「お茶して行ってね」っていつも優しい。
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12. 最近ようやく声を掛けてくれるようになったラシーダのバッパ(手前)。いつも「泳ぎに行こう」って誘うのに、約束に時間には現れないウマル・ベー。
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13.14. 5年生のシダーナ。「おもしろい顔して」って頼んだら、こんな感じで。
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15. 4年生のシャムハー、1年生のラムヤー、その妹。3人でお揃い。
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16. 3月8日の「Women's day」のイベントで。自転車レース。
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17. 通いてスイム・レース。
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18. それを応援する大きなおしり。
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19. 2年生になった、左からラヤール、ナフハー、ナシャー、ナウラー。
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20. 売店で売るお菓子をつくるドータ。アイランドチーフの奥様。
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21. 4年生の保健の授業。歯磨きの仕方を勉強している。
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22. キーボードがある図書室に自習に来る10年生。笑顔のかわいいアスラー。
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23. 「写真撮って!」ってうるさい男の子たち。ダブったりもするので、年齢もバラバラ。
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24. "Happy Birthday to you"をあっという間にマスターした、ファージル。
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25.26. 体育大好き4年生のナーイル。「見て、見て!」って止まらない・・・。日本語の歌も歌える。
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27. 6から10年生の子たち。自分で魚を釣って、焼いて、食べる!
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28. バドミントンに誘ってくれるナシーダ。
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29. 「日本で子どもにリコーダー買ってきてね!」と、サーミラー。
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30. いってきまーす!
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31. このトンネルの向こうには何があるのかな。
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32. そこにはいつもきれいな、ケヨドゥーの海。

みんなの笑顔とこの美しい景色を胸に、日本に行ってきます!
by skr201 | 2010-03-17 01:19

268日目 「ターニング・ポイント」

いよいよ17日に迫った日本行き。
この休暇中に私の活動期間も、残り1年を切る。

これがきっとこの2年間の「ターニング・ポイント」になるんだろうな、と思う。
というよりも、・・・しなくちゃあ、いけない!

モルディブに来て早、267日目。
この島で活動を始めて、7ヶ月あまり。

長く滞在することで、活動の幅は広がる。
知り合いも増えて、できることが増えた。

でも、長く住んでいるからこそ、見えてしまうものがある。
感じてしまうことがある。

この国が抱える問題。
この島が抱える問題。
そして私自身が抱える問題。

それはどれも、こうやってネットで発信する訳にはいかない種の問題。
いま私を大いに悩ますあれもこれもそれも、ここに書く訳にはいかない。

なので、毎日1人で同じような道を行ったり来たり。
ちょっと浮かんではまた沈み・・・
そんな繰り返しのここひとつきほど。

今日も友だちの誘いを断った。
最近ドタキャンが続いてる。
ピクニックや、バレーボールや、ギターの練習のお誘い。

前日までは、直前までは、行く気がある。
「部屋に閉じこもってばかりいないで、外に出て気分を紛らわそう!」と思う。

だけどその時が来ると、外に出て人に会うのが億劫に。
それで結局、「ごめんね」って電話してしまう。

「祖母のお見舞い」という理由のこの休暇。
それはもちろんだけど、期待するのは自分の気持ちの回復。

「自分は何のためにここに来たのか」という活動の意義とか。
「残りの活動期間でどこまで持っていくのか」という目標とか。
そして何よりも、「あと1年間がんばろう!」って思える、前向きな気持ち。

そんなものを日本に探しに行く。

せっかくつかんだチャンス。
子どもの頃からの夢。
ずっと憧れてきたもの。

そして、1年先にはタイムリミット。
沈んでいたら、もったいない!

与えるのでも、教えるのでも、ない。
体育だって、音楽だって、ゴミの問題だって・・・

彼らに受け入れてもらうこと。
それにはまず、楽しんでもらうこと!

そのためには、私が楽しい毎日を過ごさないとでしょ!
だってつまらなそうな外国人の先生なんて、何の魅力もない。

無理に笑う必要は、まったくないと思うけど。
でも、ただ時間をつぶすような毎日は、いやだよね。

日本に帰ったらめちゃくちゃ動き回って、みんなに元気をもらいに行くよ!
だからとっておきの「元気玉」下さいな。
会えないみなさんも、遠くから「えいやー」って、送ってね。

人生にいくつかある「節目」。
それは自然に訪れるものかな。
それとも自分でつくり出せるのかな。

いずれにしても、今回の日本行きで、気持ちをリセットして。
またこの国に、この島に、「ただいま!」って元気に帰って来たい。

「ワラッ・ボダ・ミスウェー(すごく会いたかったよ)!」って。

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日本でやりたいこと。
①寒さを体験する
②お風呂にのんびり浸かった後に、マッサージする
③うどんを食べる

これ、最近(でもないか・・・)あちこちで見かけるようになった讃岐うどん屋さんのおうどん。
カウンターでうどん玉をもらって、好みでおつゆやトッピングを選んで頂く。
あの、のどごしや食感、こっちにはないなー。
「ズルズルズル」って大きな音を立てて、食べたい。
by skr201 | 2010-03-16 03:28

267日目 「裁縫士ジャンベ」

島の女性は、あまり既製品の服を着ない。
お気に入りの布をテーラーに持ち込んで、好みのデザインで縫ってもらう。

そのテーラーが、ジャンベ(ニックネーム)。

背が高くて、ちょっと太めのザミール(本名)。
はっきり言って、とても裁縫が得意なようには見えない。

でも、この人が縫うものは、とってもおしゃれ。
デザインがよく分からなくても、「おまかせ」でお願いすれば、かわいいものが出来上がる。

なので、他の人が30Rf(約240円)でやるところ、彼は50Rf(400円)で仕事する。
差額は「仕上がりの質」ということらしい。
でも注文は絶えなくて、お客さんを待たせることもしばしば。
「ジャンベ、あれはいつできるの?」なんて声もよく聞こえる。

先日の誕生日に、いくつか布をもらった。
誕生日プレゼントに布なんてのも、モルディブ流。

これを機会に、ジャンベに何かつくってもらおう♪

1年生の先生にもらったちょっとお洒落な布で、「バタフライ・ヘドゥン」というのを作ってもらう。
この島で活動していたバドミントン隊員のYちゃんが着ていたものがかわいかったので、それを持ち込んで作ってもらった。

向かいに住む友だちにもらった派手な色の布は、パジャマ用のワンピースに。
日中に着るにはちょっと憚られるデザインと布の質だけれど、パジャマにはもってこい。
寝るときのワンピースってラクだし、何より涼しい。
洗濯も簡単でかさばらないのが良い。

このワンピース、もう一つつくってもらおうかな♪
「給料が入ったら、布あげるね」って友だちが言ってたから。
誕生日プレゼントのこと、まだ気にしてくれてるんだ、この人。


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ジャンベと一緒に。
私が着ているのがパジャマ用ワンピ。
ジャンベが持っているのがバタフライ・ヘドゥン。




この日写真を撮るために、ワンピースで外を歩いた。
スカートの丈はひざ丈。
イスラム教では、膝を見せるのは男女とも好ましくない。

まあ、外国人ならば問題ないのだけれど、こんな短いスカートをはくのは久しぶりだったので、ものすごい違和感。
そして、すごく恥ずかしかった・・・。
by skr201 | 2010-03-15 01:04

265日目 「ウクレレを奏でて」

最近のブームは、夕暮れどきのウクレレ練習。

17時半に昼寝から目覚める。
シャワーを浴びて着替えたら、夕焼けがキレイに見える港のすみっこへ。

ここで油断して港の真ん中を通ると、リトル・モンスターたちの餌食に。
過去2回彼らに襲われた私は、ウクレレを取り上げられ、力任せに遊ばれたそのウクレレは、チューニングがめちゃくちゃになり、使い物にならなくなった。
こうなると学校に行ってキーボードでチューニングしないと直せない。
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人目につかない道を通り、こっそりと向かう。

太陽が水平線に沈んだのを見届けて合掌したら、さあ練習の開始。
18時半から20時まで、1時間半ののんびりコース。

こうして座ってウクレレを弾いていると、色んな人が目の前を通り過ぎる。
そんなのを見ているのもまた、おもしろい。

最初にやって来たのは、ナジュアーちゃん(4歳)。
かわゆいお顔の彼女。
でも性格は何とも激しい。

ここでよく釣りをしているお父さんについて来た。
彼女の言ってることは半分くらいしかわからないけど、「歌を歌え」とか、「自分の歌を聞け」とか、もの凄い勢いで人をまくし立て、帰って行った。
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次はインド人の先生たち。
「最近魚を食べてないんだ」って、食料調達に来たらしいけど、腕前はイマイチのようで・・・。
インドでは釣りなんかしなくても、魚屋がリアカーで売りに来るんだそう。
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次にやって来たのは、地元の男の子たち。
島っ子の彼らにとっては、釣りなんてお手のもの。
ペットボトル製の例の釣具で、あっという間に大きいのを釣って帰って行った。
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最後は6年生のハンマドゥ。
いつでも神出鬼没の彼のあだ名は「アイランド・カウンセラー」。
大人たちがおもしろがって、そう呼ぶ。

ハンマドゥは島のことは何でも知っていて、顔が広い。
相手の老若男女を問わず、コミュニケーションの腕もなかなか。

自転車で家へ帰る途中に、私を見かけて声を掛けてくれたのだという。
トイレの電球が切れた話をしたら、一緒に店まで行って「これだよ」って教えてくれた。
さすがカウンセラーさんは、島に住む外国人の面倒もよく見てくれる。
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先週日本から届いた荷物の中に入ってたウクレレの楽譜。
これを最初から順番に弾いていくと、とても1時間半では終わらない。

「この続きはまた明日」って終わらせるんだけれど、次の日にはそれも忘れてまた最初から始めてるわたし・・・

ここのところ毎日とっても暑くて、部屋の中でもじっとしていたって汗がにじむ。
でも、日が暮れた後の港は、海風が心地よくて、涼むのにはここがいちばん。
大きな声の歌も、下手な演奏も、誰が聞いているわけでもないしね。

でも、お祈りの時間の演奏は、ひんしゅくを買うので自粛しなくちゃいけない!
by skr201 | 2010-03-13 02:21

263日目 「耳に蓋をする」

昔からイヤフォンというものがきらい。

理由はいろいろあるのだけれど、
まずは「耳に蓋をする」ってことにかなりの違和感がある。

そして耳に音楽を流し込んでいる人を見ると、点滴をしている映像と重なって、病的に映ってしまう。
何かの病気にかかっていて、その治療のためにあのチューブを耳に入れているようで、何となく嫌悪感。

加えて周りで起こる出来事をできるだけ聞いていたいってのもあって。
みんなのおしゃべりとか、足音・物音、風・海・雨の音・・・。
耳から入ってくる情報ってのも、結構多くて重要なのよね。
そんなものが聞こえなくなったら、何だか損したような気がする。

旅先でもよく、音楽を聞いている人を目にする。
国籍、人種、性別にかかわらず。
みんなi-podってのを持っている。
ある年代以上の人は持っていなくて、本を読んでいたりするけど。

耳に蓋をして自分の世界に閉じこもっていたら、せっかくの旅先でも人と関われないでしょ!って思ってた。
だから私はいつも、手元にはカメラだけ。
これを持ってたら、どこでも現地の人の輪に飛び込んでいけるから。

でも、音楽ってやっぱり必要不可欠なもの。
「NO MUSIC, NOLIFE」とはよく言ったものだ。
TOWER RECORDの黄色い袋に書いてあったっけね。

そしてお気に入りの音楽を聴きながら過ごす自分の時間って、ここの生活でもすごく大切。
ケヨドゥーやモルディブを飛び出して、その音楽を聴いていたあの頃の自分や、その曲が描く新しい世界へとトリップできる。

携帯用音楽プレーヤーを持っていないので、ここで音楽を聴けるのはPCのみ。
いつもはスピーカーに繋いで聞いていたけれど、この前日本からヘッドフォンが届いた。

ヘッドフォンで聞いてみる。
耳に蓋をするという変な感覚は今もあるけれど。

でもやっぱり、すごく音がいい。

歌っている人の、息遣いまで聞こえるというか。
例えばギターを演奏している人が、コードを変える時に指が弦を滑る音まで聞こえる。
音がもれなく聞こえると言うのは、かなりのライヴ感が味わえて、気持ちが良いもんだね!

やっぱり、耳に音楽を流し込むってのも良いなあと、思い直す。
お気に入りの音楽は、気分をかなり盛り上げてくれるしね。
今度日本に行ったら何かしら買ってこよう♪

耳に音楽を流し込むための、チューブやら小さな箱やらを。

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「やっぱり NO MUSIC, NO LIFE でしょ!」
by skr201 | 2010-03-11 00:51

261日目 「バンブケヨ」

モルディブはどこの島にも、「バンブケヨ」という木がある。
英語名は、「bread tree」というらしい。
辞書で調べると、難しいことがたくさん書いてあるけど、要は、

①高さが約10mにもなる大きな常緑樹。横幅もすごく大きい!
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②葉は掌のような形でこれもまたすごく大きい
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③黄緑色で楕円形、表面に突起のある実ができる
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・・・という木で、ケヨドゥーにもいくつかある。
(この島は果物も野菜もほとんどとれない、草木がものすごく少ない島。
なのに最近また木をガンガン切り倒している。緑が減ったら島が枯れちゃうのに・・・)

大きな木だから、その実もかなり大きい。
日本の野菜で言うと、形は違うけれど、カボチャくらいはある。

そんな大きな重たい実が、通り道にぶら下がっている。
当然落ちても来るわけで、時々道の真ん中にバンブケヨ様が横たわっている。
もしこれが頭の上に落ちたら・・・と考えると怖いけど、この国に「万が一に備える」という考え方は存在しない。

椰子の実だって、椰子の葉だって同じ。
何の前触れもなく突然落ちてくるけど、その下で体育をやる先生がいる。
椰子の実の落ちるスピードってすごいのに。重たいし。

バンブケヨの話に戻ると、この実は「澱粉が多くサツマイモ状」(広辞苑より)。
これをスライスして揚げたり、リハ(カレー)の中に入れてたり、ご飯と一緒に炊いたりして食べる。

カレーに入れると、サツマイモというよりも里芋のような「ぬめり感」が出るので、私はあまり好きではない。
ご飯に入れたらちょっと豪華な感じ。
そして、野菜チップスのように揚げると、とてもおいしい!
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味に特徴があるわけでもないけど、噛むとほのかな甘味が出てくる。
そしてこのパリパリ感がいい。
砂糖をかけて甘くしてもまた、おいしいし。
ちょっと分厚く切った揚げたてのものは、フカフカしてて、こりゃまたおいしい!

この前もバッパが大量によその島から買って来て、マンマたちがせっせとチップスにする。

これ、大きいから皮を剥くのもスライスするのも一苦労。
近所の人たちを呼んで、みんなでおしゃべりしながら数時間かけて切っていた。
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こっちの包丁は、日本のように「出刃」ではない。
普通のナイフ。これをみんな器用に使う。
缶も開けるし、足のマメも取ってるし・・・

まな板を使うのも、魚を切るときだけ。
小さなナイフで、指と掌だけを使って、本当に上手に切る。

日本は基本的にまな板の上に切るものを載せたら、「上から下へ」力を加えるけれど、モルディブは、左手で握ったら右手の包丁を「手前に」動かして切る。
そしてその包丁を、親指の腹で止める。
タマネギのみじん切りだってこれでできちゃうんだからすごい。
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なんで親指切れないの?どうなってるの?って不思議。
(たまに切れるらしいけど)

ちなみにこの画像の親指の包帯は、ドアに挟んで怪我をしたからだそう。
by skr201 | 2010-03-09 00:37


モルディブでの島生活  +日本での日々の記録    -under the same SKY-
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