行って来ました、地球上でいちばん好きな場所、沖縄。
翌日に仕事を控えたシューカツだったので、わずか23時間でとんぼ帰りだったけれども。
二十歳の頃に初上陸して、大きなカルチャーショックを受けた。
そして思った、「いつかここに住もう」って。
あれ以来、気がつけばもう、ずいぶん長い間チャレンジをしている。
きっといつかお呼びがかかる、そう信じて待っているんだけれども。
久しぶりの沖縄は、いつも通り、空が大きくて青くて、のんびりとした風が吹いていた。
ああいつか、うちなんちゅーになりたい。
元気をくれる、南国の食べ物たち。
沖縄そばが、ずっと食べたかったんだ。ジーマミドウフも。

お金持ちにならないと買えないよ。

ポーク玉子おにぎり大好き。

さんぴん茶を見ると、なぜだかすんごくうれしくなる。

沖縄でぜんざいといえば、かき氷スタイル。

ゴーヤーも大事だけれど、ポークもいい仕事をする。

沖縄みやげといえば御菓子御殿の紅芋タルト。
那覇空港の到着ロビーには、モルディブで一緒に泳いでいた魚たちの姿が。


ゆい(結:相互扶助の意味)レールには、日本最南端(赤嶺)と最西端(那覇空港)の駅がある。

この街並みが、すてきなのよね。
そして気がつけば、足は港に向かっていた。
とまりんで泊大橋とフェリーあぐにに、2時間ほど見とれる。
ああこのまま、島まで足を伸ばせたら・・・
沖縄には素敵な方言(うちなーぐち)がたくさんあるけれど、中でも印象的なのがこれ。
一番右の、「いちゃりば、ちょーでー」。
一度出会えば、みんな兄弟という意味。
そんなところに惹かれるんだろうな。
南国特有の、あたたかくて人懐っこい気質に。
帰りは窓際だったので、ずっと外を眺めていた。
雲の上の世界は、いつだって快晴。


陽が傾きかけた那覇空港で、飛行機の向こうに島々が見えた。
モルディブの平らな島を見慣れた後には、大きく起伏がある島は新鮮に写る。
そしてその島が、太陽の光をうけてきらきらに輝いているのが、とても神々しく見えて。
なんだかその時に、決心してしまった。
「来年はあの島の、そのまたずっと向こうの島に住んでいよう」って。
人生には、何かを決断するタイミングがある。
それは何気なく、ある光景を見たときだったりするもんだ。